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トゥンクとは? 意味や元ネタ・使い方を解説(例文付)

武田 麻希

「トゥンク」の由来・元ネタは?

「トゥンク」の語源ははっきりしていませんが、いくつかの説があります。

少女漫画からの派生説

「トゥンク」の語源として有力な説の1つが、少女マンガ・恋愛小説からの派生説です。

少女マンガや恋愛小説において、胸がときめいた際などに使われていた「トクン」という表現が崩れる形で派生したと考えられています。

この「トクン」が「トゥクン」に変化した後、冗談半分で崩した表現として「トゥンク」となったという説もあります。

アニメからの派生説

2009年後半にアニメ『イナズマイレブン』で放送された回に、キャラクターが「トゥントゥクトゥントゥク」とリズムをとりながらサッカーする技がありました。

当時話題になったこともあり、これが「トゥンク」の語源になったという説も有力です。

「トゥンク」が普及した理由

「トゥンク」はSNSでよく使われる言葉ですが、なぜ普及したのでしょうか?

ここではその理由として考えられることをいくつか紹介します。

気持ちの高まりをうまく言い表せるから

「トゥンク」は一瞬の胸の高鳴りをうまく表した言葉。「キュンッ」や「ドキッ」などと同じような擬態語です。

突然気持ちが高ぶった時の、心臓が波打つような感覚を短い言葉でうまく表現できることから使われるようになったと考えられます。

その瞬間の感情を共有しやすいから

「トゥンク」は一瞬の胸の高鳴りを一言で表せる言葉。

一言添えるだけで、その感情をSNSで他の人に伝えて共有しやすいことから、よく使われていると考えられます。

トゥンクはもう古い? いつから使われている?

トゥンクがネット上で使われるようになったのは、2010年頃からではないかといわれています。由来となる説のうちの1つである『イナズマイレブン』の放送回が2009年後半なので、ちょうど同じ頃にネット上で流行りだしたことが分かります。

次々と新しいネットスラングが出てくる中で、トゥンクは息の長い言葉です。しかし現在でもネット上でよく使われていることから、「もう古い」「死語だ」とは言い切れないでしょう。

▶次のページでは、実際にトゥンクするのはどんな時なのかを見ていきましょう。

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