「DD」とは? 正しい意味や「箱推し」との違いを簡単に解説
他の分野分野でのDD
余談ではありますが、「DD」は「誰でも大好き」とは全く違った意味やシチュエーションでも使われている言葉です。
参考までに、まずはビジネスの分野で使われている「DD」から確認していきましょう。
DD=デューデリジェンス
ビジネスで使われる「DD」は、英語で「当然の・正当な」を意味する「Due」と、「勤勉・努力」を意味する「Diligence」からなる「Due Diligence(デューデリジェンス)」の略語です。
これは、日本語でいうところの「買収監査」のことで、企業や医療機関などの買収・合併・組織再編に伴って行われる調査を意味します。
M&A(=企業や事業の合併・買収)のような言葉と一緒に出てくる「DD」は、基本的にこの「Due Diligence」のことと捉えると良いでしょう。
DD=詳細設計
ITの分野での「DD」は、「詳細設計」を意味する「detail design」の略語として利用されています。
これはシステムやソフトウェアの開発における工程の1つで、前段階で作られた大まかな仕様を詳細に落とし込んでいく段階のことです。
システム開発に携わる人の会話や書類で「DD」が使われている場合、この「detail design」を指しているものと考えるのが良さそうです。
推しがたくさん! DDを使いこなしてみよう
たくさんの推しを持つ人を意味する「DD」。その意味やニュアンスを理解することは、自分自身の推し活動はもちろんのこと、推し活動に情熱を注ぐ人とのコミュニケーションにも役立ちます。
ぜひ今回の記事を参考に、「DD」を日常生活の中で気軽に使いこなしてみてくださいね。
(やまだ うめ)
※画像はイメージです
※この記事は2021年06月26日に公開されたものです