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ストループ効果とは? 意味と事例をわかりやすく解説【心理学用語】

服部希美(心理カウンセラー)

ストループ効果の実験

ストループ効果の有名な実験の1つに、「あか」や「あお」などの色名が書いてあるカードを使ったものがあります。

(1)「あお」という色名が赤インクで書かれていたり、「あか」という文字が緑色のインクで書かれていたりするカードをランダムに引く

(2)被験者はそのカードを見た瞬間に、「インクの色」を言うよう指示される

実験によると、被験者の回答を急かすほど、実際の回答は遅くなるという結果が得られました。
この実験は、注意力や認知能力のテスト、そして脳トレの1つとしても広く活用されています。

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