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「真摯」の意味や使い方は? 多用するとNGな理由を解説

kirara

「真摯」を使う時のポイント

「真摯」はややかしこまった言葉のため、日常的に使うにはあまり適していません。そこで、どのような場所で使うのが良いのか、最適なシーンや使う時の注意点などを解説していきますね。

人前で話す時や厳格なシーンに最適

「真摯」を使うシーンとして適しているのが、人前でスピーチをする場合や上司と話をする時などです。

「頑張ります」といった言葉を使うのも間違いではありませんが、やや未熟な印象を与えてしまうことも。

そこで、やや堅い言葉である「真摯」を用いて、言葉の重みをプラスすると良いでしょう。厳格なシーンには、その場の雰囲気に合う言葉を選ぶことをおすすめします。

目上の人へも使える

「真摯」は敬語の表現がないため、上司や目上の人に対しても使用する時も「ご真摯」とは言わず、そのまま使います。

上司に褒められた時の自分の気持ちを表す時はもちろん、上司の取り組み方などを褒める場合にも「真摯に対応くださり感謝しております」などといった使い方ができます。

使いすぎると信憑性がなくなる

「真摯」を使う上で注意したいのが、言葉の重みや印象です。

「真摯」は「真面目さ」や「ひたむきさ」を表す言葉だからこそ、何度も使用すると言葉の重さがなくなってしまいます。メールに使用する場合は1通の中で1度のように決めておき、多用しないように気をつけましょう。

また、「真摯」を使った後は、言葉通り真面目に取り組むことも大切。「真摯に取り組むと言っていたのに適当じゃないか」と思われると、その後の言葉や態度への信用度も下がってしまうため、きちんと行動で示すようにしましょう。

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