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「優越感」とは? 意味や浸る人の心理・抑える方法を解説

笹氣健治(心理カウンセラー)

優越感に浸りたがる人の心理

優越感を抱いている時は誰もが気持ち良くなります。ですが中には、自ら進んで優越感に浸ろうとして自己アピールや自慢を繰り返したり、他人に対してマウンティングを仕掛けたりする人がいます。

このように優越感に浸りたがる人の心理とは、いったいどのようなものなのでしょうか? 主なものとして次の3つが挙げられます。

(1)うらやましがられたい

1つ目は、他人から「うらやましい」と思われたい心理です。

「あんなハイスペックな恋人がいるなんてスゴ~イ!」

「ビジネスクラスに乗ったの? うらやましいわ!」

「そのブランドのバッグ、すごく高いやつじゃない? いいな~」

優越感に浸りたがる人にとって、こうした羨望の言葉が何よりのごちそうです。

有名ブランドやステータスに対する憧れが強く、それを手に入れることが至上の喜びであり、さらに、それを他人からうらやましがられることで優越感が生じ、喜びはもっと大きくなるのです。

実は、この人にとっては、有名ブランドの物やステータスを他人からうらやましがられることこそが、本当に欲しているものなのです。

(2)自分の有能さを示したい

優越感に浸りたがる人の中には、自分がいかに有能であるかを周囲に示したいと思っている人がいます。

例えば、「私の方がこの人よりもスキルが高い」「私は誰よりも多くオシャレなお店を知っている」といったように、自分が他人より優れていると思って優越感を覚えたことがある人はこの傾向に当てはまる可能性があります。

この人は、有能でありたいという気持ちをとても強く持っています。

自分の能力や知識を周りにアピールすることで、自分は有能であると自分自身で確認しようとしているのです。

(3)特別扱いされたい

3つ目は、他人から特別扱いされたいと思う心理です。自分だけ優先的に対応してもらえたり、専任担当者がついたり、VIP席に通されたりすると優越感が生じますが、それは自分が特別な存在だと思えるからです。

そして、そういった特別扱いに慣れた人ほど、優越感に浸りたがります。「自分は特別だから大事に扱われて当然だ」といつの間にか思うようになってしまうのです。

そうなると、大事に扱われない時には、烈火のごとく怒りを爆発させることもあります。自分を特別扱いしてもらえないのが許せないのです。この人にとっての優越感は、まるで精神安定剤のようなものになっています。

では、人はなぜこのような心理を抱いてしまうのでしょうか。その根底にはある原因が隠されています。

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