内発的動機づけとは? 具体例&モチベーションを高める方法
内発的動機づけはどのように行うの?
内発的動機づけができれば、自分や他人のモチベーションを自然に上げることができます。
では、内発的動機づけはどのように行うのが効果的なのでしょうか。
「マズローの欲求5段階説」を基に行う
アメリカの心理学者アブラハム・マズローが提唱した「マズローの欲求5段階説」という、人間の動機づけに関する理論があります。
人間の欲求には生理的欲求・安全欲求・社会的欲求・承認欲求・自己実現欲求の5段階があり、このうち生理的~社会的欲求までを外発的動機、承認・自己実現欲求を内発的動機と位置づけられています。

マズローの欲求5段階説
つまり、内発的動機づけには、承認と自己実現の欲求にアプローチしていくことが大切なのです。
また、アメリカの心理学者エドワード・デシとリチャード・ライアンの「自己決定理論」では、内発的動機づけに「自律性」「有能感」「関係性」の3つの心理的欲求を満たすことが大事とされています。
自律性は自らの選択で主体的に行動したい欲求、有能感は「能力を発揮できている」「役に立つ」と感じることへの欲求、関係性は尊重・信頼し合える他者とのつながりの欲求を指しています。
これらの心理学の理論をふまえて、内発的動機づけの具体例を紹介していきます。
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マズローの欲求5段階説についてさらに詳しく解説しています。