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【難読】“きょうしい”じゃない!? 「恭しい」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「恭しい」の読み方です。

“きょうしい”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「恭しい」の読み方は?

「恭」は恭平など、よく人の名前で“きょう”と読むのを見ますよね。「恭」という字自体は、丁寧で慎み深くすること、という意味になります。

しかし、それに「しい」の送り仮名をつけても、“きょうしい”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“うやうやしい”と読みます。

「恭しい」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「恭しい」の意味は以下のように解説されています。

うやうや‐し・い【恭しい】
[形][文]うやうや・し[シク]《「礼 (うや) 」を重ねて形容詞化した語》相手を敬って、礼儀正しく丁寧である。「神前で―・く頭を下げる」

目上の人や神仏に対して使う、相手を敬う気持ちがとても高いことを表す言葉になります。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「恭しい」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞き慣れない言葉かもしれませんが、目上の人に使う言葉だからこそ、意味や使い方をしっかり覚えておきたいところです。

日常的に使う言葉ではないですが、いざというとき、間違えずに正しく使いたいですよね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年04月19日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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