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リフレーミングとは? 意味や練習方法を紹介

笹氣健治(心理カウンセラー)

リフレーミングを活用できるのはどんな時?

私たちは日常生活を送る中で、嫌な気持ちになる時があります。

そんな時、その気持ちを解消するためにリフレーミングが役に立ちます。

具体的にどのような場面で役に立つのか、例を挙げてみましょう。

うまくいかない時

営業成績が上がらない。キャリアアップのための資格試験に落ちてしまった。

このような時に落ち込んでしまった気持ちは、リフレーミングで変えることができます。

次のようにリフレーミングしてみましょう。

・常にうまくいく人はいない。

・自分を成長するための課題が見つかった。

・私には向上心がある。

うまくいかなかった現状をダメだと決めつけるか、現状の良い部分にスポットを当てるかによって、気持ちが変わることが分かると思います。

自分の性格が嫌だと思う時

私は短気だ。よく落ち込む。

このように「こんな自分の性格が嫌だ」と思う時にも、リフレーミングは効果があります。

まず「私は短気だ」をリフレーミングするとしたら、例えば次のようになります。

・私は早く決断しようとしている。

・早く決断することで時間を大切にしている。

そして「私はよく落ち込む」をリフレーミングすると、こんな感じです。

・私はうまくやりたいという意識を強く持っている。

・私は理想を高く持っている。

また、どちらにも共通するものとして、以下のようなリフレーミングも可能です。

・私には自分の改善点に気づく謙虚さがある。

・私は、より良い人になりたいんだ。

リフレーミングによって、それまで自己否定的だった感覚が、「自分のこういう部分も捨てたもんじゃないな」といった自己肯定に変わっていくと思います。

他人に悪いことをしたと思った時

ひどいことを言ってしまった。私がミスしたことで周りの仕事を増やしてしまった。

前提として、申し訳ないという気持ちを相手に伝えることがまず大切です。

それでもネガティブな気持ちが強い場合は、リフレーミングですぐにスッキリ解消とはいかないかもしれませんが、気持ちを少しでも軽くする役には立つはずです。

以下のようなリフレーミングで、気持ちを少し前向きにできるかもしれません。

・他人に嫌な思いをさせたことを認める潔さが私にはある。

・私は他人に嫌な思いをさせたくないという配慮を持っている。

・自分の過ちを真摯に受け止める心の強さがある。

嫌なことをされたと思った時

ひどいことを言われた。店員さんの接客がひどかった。

このように、ショックを受けたり、腹が立ったりした時は、どのようにリフレーミングできるでしょうか?

・相手にも何か事情があったのかもしれない。

・世の中には、こういう人もいるものだ。

・私は何か試されているのかもしれない。

ここまでの例とは少し違った印象を受けるかもしれませんが、このように「気持ちを切り替える効果がある思考転換」もリフレーミングに含まれます。

次ページ:リフレーミングの大切なポイント

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