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LOVEとLIKEの違いとは? 恋愛感情を抱いてもらう方法

藤本シゲユキ(リアライフカウンセラー)

「愛したい」という気持ちに導く方法

では、少しでも相手に愛したいという気持ちを抱いてもらうことはできるのでしょうか?

その方法を、いくつか解説いたします。

(1)自分が誠実である

愛がある人は、例外なく誠実です。

うそをつかない、思っていないことは言わない、できない約束はしない、逃げない、筋が通らないことはしないなど、人と物事に対し誠実に振る舞っているのですね。

逆に、不誠実な人ほど愛がないのは当然で、その状態なのにも関わらず、誰かに愛してもらおうとするなんて、虫が良過ぎるといえます。

なので、相手に愛してもらいたいなら、まず自分がそれに値する人間であることが大前提です。

(2)相手に与える

愛はもらうものではなく、能動的に与えるものですから、先に相手に与えることを習慣化しましょう。

愛がある人は分け隔てなくLOVEを発動することができるので、普段からいろんな人に対して与えることを意識してみてください。

ただし、その際に「与え続けたら愛してもらえるかも」という下心を抱えていたり、すでに与えてきて自分を犠牲にし過ぎたりすると、後々になってから「自分ばかりやってるのに!」という不平不満が出てくるのでご注意を。

(3)自分自身を愛する

愛は、ある意味お金と同じなので、ないところから循環させらないのです。

例えば、僕たち人間は調子が悪い時に、人に優しくしきれないですよね。ということは、愛を与える人間でいるために、自分で愛を自家発電しないといけないんです。

大切な人を扱うように自分を大切にする、やりたいことをやって心が喜ぶ行いを心掛ける、気持ちがすり減るような出来事に身を置かないなど、自分自身をちゃんと愛しましょう。

(4)愛してもらおうとしない

身も蓋もありませんが、相手に愛してもらおうと画策している時点で、それはLOVEじゃなくてLIKEになっています。

愛し愛される人が存在するのは、「自分が相手をちゃんと愛したらから愛された」という結果論であることが多く、「愛してもらおう」と思って、働きかけてないんですよね。

それに、愛してもらおうとした分だけ、それは相手のことじゃなくて自分の欲求を満たそうとする行為になってしまうので、そうなるほどに愛から遠ざかると思った方がいいでしょう。

次ページ:愛を返してくれる人に目を向けることも必要

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