いい女だったぜ……。男性が「元カノ」を思い出す瞬間5つ
「元カレは私のこと思い出すことがあるのかな?」そんな女性たちの疑問を、男性コラムニストのしろまるくんにぶつけてみました。
元カノが新しい彼とラブラブになってて、自分のことなんぞ、とうに忘れていることも露知らず。
あいつとココ行ったなぁとか、あんなこともあったなぁなど、別れた理由には目も向けず、自分だけの美しい思い出を脳内リピートして生きている。そんな男性は少なくないはずです(苦笑)。
では具体的にどんな場面で思い出すのか、自分の場合をまとめて見ました。あなたの別れた彼氏も同じように思い出しているかもしれませんよ。
(1)思い出のスポットや風景で思い出す
普段、彼女と行った商店街やデートスポットなど、日常風景でも思い出はたくさんあるけど、ふとした瞬間によみがえるのは、ちょっと非日常的な場所や、その季節だけにある風景です。
例えば、
桜のある景色
スカイツリーのできるちょっと前、足を延ばして見に行った東京タワーのふもとの桜。ロマンスカーで日帰りした箱根芦ノ湖の桜。遊覧船に乗ったな。
海の景色
海でも夏じゃない。まだ肌寒い季節の風の強い江の島。風は冷たかったけど、海はキラキラ反射していた。イタリアン食べたっけ。
クリスマス
表参道のイルミネーション。ゆれる歩道橋の上で写真を撮って、ちょっとブレたな。
などなど。思い出は美しい風景のままです。
(2)彼女がよく歌っていた曲で思い出す
彼女がよく歌っていた曲が街で流れてくると、耳に止まり思い出します。
十八番は大塚愛の「プラネタリウム」と「さくらんぼ」。 “もう一回”の合いの手は俺の役目。綾香の「三日月」に、YUIの「CHE.R.RY」。木村カエラの「Butterfly」、西野カナの「トリセツ」。
あれ、俺、なんか大切なこと聞き逃しました? もっと歌詞をわが身としてとらえるべきだったと反省します。
(3)ある匂いを嗅ぐと彼女のことを思い出す
ドルガバの香水で彼女を思い出すなんて洒落た歌が流行ったけど、正直、俺には香水の違いなんて良くわかりません。彼女のシャンプーの香りだって、フワッと香ってホワッと良い匂いだなぁ~って思うだけ。でも、忘れられない香りもあります。
以前、付き合っていた彼女はハンドクリームとしてニベアを使う保育士さん。今どき、若い人でニベアって珍しいなと思ったんだけど……。「苦労して育ててくれたお母さんの真似みたい」「お母さんが自分の腕や足をさすって塗ってくれたことが嬉しかった」と子どもの頃の話していていました。
たまに、ドラッグストアのテスターでニベアの匂いをわざわざ嗅いで、敢えて彼女のことを思い出します。
(4)彼女が好きだったスイーツで思い出す
突然ですが、俺のポエムをどうぞ。
ある日、スイーツ好きの彼女から 「お願いがある」 と一言。一緒にパンケーキを食べに行こうと言う。そんなことならお安い御用と二つ返事したが、残暑厳しい表参道でハワイアンパンケーキを求めて90分近く並ぶハメに。でも、嬉しそうにパンケーキを頬張る彼女を見ると幸せだった。パンケーキはやけに甘く、俺はぎこちない笑顔でアイスコーヒーを啜った。やれやれ。あれから幾年月……。今や、コンビニスイーツをはずかしげもなく買える大人になったな。俺のスイーツ好きは彼女からのギフト。
コンビニに行く度に、こんなことを思いながらスイーツを買っています。
(5)感触で思い出す
独り身になって実感するのは、今まであった感触がないこと。
繋いだ手。触れた髪。抱きしめた時の身体。別れた直後はこんなことを感じて思い出します。
“外から帰ってくると冷たい手を俺のお腹で温める君。ヤメテ―と叫ぶ俺。先に布団に入っていた俺の足に冷たい足を擦り付けてくる君。ヤメテ―と叫ぶ俺。”
寒空の下、街ゆく恋人たちを見ると、そんなやり取りを思い出します。
五感すべてが思い出のスイッチ
いつか見た印象的な景色、聴いた音色、嗅いだ香り、魅了された味覚、感じた温もり。
五感を使って、ある日の彼女を思い出し、お気に入りの形に脳内変換しているのです。
だって、本当はそうあって欲しいと願っていたから。
でも、自分では上手くいかなかった。だから、ふと彼女を思い出した瞬間に、たとえ別れてからでも彼女が笑顔でいることを描くんです。
「幸せであって欲しい。一度は好きになった人だから」そんなことを思いながら、日々を送っているのです。
(しろまるくん)
※画像はイメージです
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※この記事は2021年02月21日に公開されたものです