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【難読】“にじゅうろ”じゃない! 「二十路」の読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「二十路」の読み方です。

“にじゅうろ”? そんな言葉、聞いたことない! そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「二十路」の読み方は?

「二十」は、大半の人が“にじゅう”と読むのではないでしょうか。また、年齢で考えれば、“はたち”と読む人もいるかもしれません。「路」は線路、道路と読むので“ろ”ですよね。

しかし、この2つが合わさると“にじゅうろ”とも“はたちろ”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ふたそじ”と読みます。

「二十路」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「二十路」の意味は以下のように解説されています。

ふたそ‐じ〔‐ぢ〕【二▽十/二▽十路】
二十 (にじゅう) 。また、二十年。二十歳。

つまり、二十歳という意味合いで使います。

10年を単位として、年齢を数えるのに使う言葉があるんです。
よく30歳を三十路(みそじ)と言いますよね。

実は、10歳から90歳まで、それぞれ十路がつく読み方があるんです!

10歳は十路(そじ)、20歳は二十路 (ふたそじ) 、30歳は三十路 (みそじ) 、40歳は四十路 (よそじ) 、50歳は五十路 (いそじ) 、60歳は六十路 (むそじ)、 70歳は七十路 (ななそじ)、 80歳は八十路 (やそじ)、 90歳は九十路 (ここのそじ)となります。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「二十路」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。

今、私たちがよく使う言葉で言えば、三十路はアラサー、四十路はアラフォー、五十路はアラフィフ、六十路はアラカンですね。言葉は使いやすいように、時代に合わせて変化していくことがよく分かります。

(ななしまもえ)

※この記事は2021年02月02日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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