【難読】“はく”で正解? 「薄」と書く植物の読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「薄」の読み方です。
“はく”? “うす”? いやいや、なんのこと? そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「薄」の読み方は?
「薄」は薄味、軽薄と読むので、“うす”、“はく”と読む人が大半だと思います。厚みが少ない、乏しい、といったニュアンスで使いますよね。
でも「薄」の一文字だけだと、ある植物の名前になるんです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ススキ”と読みます。
「薄」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「薄」の意味は以下のように解説されています。
すすき【▽薄/×芒】
1 イネ科の多年草。山野に群生し、高さ約1.5メートル。秋、茎の頂に十数本の枝を出し、黄褐色から紫褐色の大きい花穂をつける。これを俗に尾花といい、秋の七草の一。葉・茎を屋根をふくのに用いた。かや。《季 秋》「山は暮て野はたそがれの―かな/蕪村」2 紋所の名。1の穂と葉を図案化したもの。
秋にたなびくイメージがある植物のススキのことですね。
読み方は難しいのですが、漢字で書くと「薄」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「薄」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。見慣れた漢字にも、まだまだ知らない読み方がありますね。「李」は“すもも”のことですし、「風信子」で“ヒヤシンス”。植物の漢字は調べるといろいろとありそうです。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年02月03日に公開されたものです