“そうたつ”じゃなくてあの飲み物! 「曹達」の読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「曹達」の読み方です。
“そうたつ”? こんな言葉、見たことない! と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「曹達」の読み方は?
普段、見る機会はあまり多くないかもしれませんが、「曹」は軍曹などの言葉に使われるので、“そう”という読み方を覚えている人もいるのではないでしょうか。「達」は到達、配達と使うので、“たつ”と読むことが多いですよね。
しかし、この2つが合わさると“そうたつ”とは読みません。でも、「た」に濁点をつけて、“そうだつ”と何回か言ってみてください。
そうです! 気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ソーダ”と読みます。
「曹達」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「曹達」の意味は以下のように解説されています。
ソーダ【(オランダ)soda】【曹達】
1 炭酸ナトリウムの俗称。また、化合物中のナトリウム成分。2 「ソーダ水」に同じ。
つまり、クリームソーダなどのソーダを漢字で書くと「曹達」となるんですね。
漢字があるなんてびっくりですが、コーヒーも「珈琲」と書くので、ソーダに漢字があってもおかしくないですよね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「曹達」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。カタカナでしか見たことがない言葉も、実は漢字があるかもしれません。
普段よく使っているカタカナやひらがなの言葉は、漢字があるか調べてみると面白いかもしれませんね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年02月01日に公開されたものです