【心理学】元気づけるの意味や元気づける言葉一覧。人を励ましたい時に役立つ方法
大切な人が落ち込んでいたら元気づけたいと思いますよね。でも、どんな言葉をかけたらいいのでしょうか。今回は、心理カウンセラーの服部希美さんが「元気づける言葉」を解説。併せて、注意すべき言葉や、気を付けたいポイントも教えてもらいました。
大切な人が落ち込んでいる時「相手の力になりたい」と思う人は多いと思います。ですが、かける言葉が見つからなかったり、どう元気づけたらいいか分からなくて困ることも多いですよね。
今回は心理カウンセラーの視点から、大切な人を元気づけたい時に役立つ言葉やポイントをお伝えします。
元気づけるの意味とは
まずは「元気づける」という言葉の意味について見ていきましょう。
慰めたり励ましたりして気力をふるい立たせる。(出典:デジタル大辞泉・小学館)
元気づけるとは、元気をなくしてしまった人や困難に立ち向かう人、やる気をなくしてしまった人に対して励ましの言葉や明るい態度で前向きにさせることを指した言葉です。
元気づけるの使い方【例文】
元気づけるは日常でも良く使う言葉。例文を交えて使い方を解説します。
例文
・彼はすっかりやる気をなくしてしまったので、元気づける言葉をかけて励ました
・彼女を元気づけようとする人は誰もいなかった
・あのアイドルの歌はみんなの心を元気づけるだろう
人から言葉をかけてもらうだけでなく、歌や本、絵などを見たり聞いたりすることでも人は元気づけられることがあります。
元気づけるの類語
元気づけるの類語は以下の通り。
・励ます
・応援する
・激励する
どの言葉も、元気や勇気が出るように力づけることを指す言葉です。
元気づけるを英語で表現すると?
ちなみに、元気づけるを英語で表現すると「Cheer up」となり「元気を出して」という意味合いの言葉になります。
元気づける言葉をかけたいシーン
次は、人が元気づけてほしいと感じやすいシーンを3つご紹介します。
このような状況にいる人が周りにいれば、元気づけてあげるといいかもしれませんね。
(1)仕事でミスしてしまった
仕事でのミスは、自分だけでなく取引先や上司など、周囲にも迷惑をかけてしまうことが多いです。
誠実で頑張り屋な人ほど、仕事でミスをした時、自分を責め過ぎたり、自信を無くしてしまいがちです。そんな時、人からの元気づけの言葉が救いになることは多いでしょう。
(2)失恋をしてしまった
恋愛がうまくいっていない時って、気分が落ち込んでしまいがちですよね。
特に、好きな人に振られてしまった時は、寂しさや悲しみでいっぱいになり自暴自棄になってしまう人も多いです。そんな時、自分の味方となり元気づけてくれる人の存在が心強く感じる人は多いでしょう。
(3)病気にかかってしまった
大きな病気でなくても、病気にかかり寝込んでいる時に、心細さを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
そんな時、元気づけてくれたり、自分の回復を願い待っていてくれる人がいるありがたさが身に染みることも多いでしょう。