もうやだ。電車にいる「迷惑な人」の特徴4つ
毎日揺られる通勤電車。迷惑な人に対してイラッとする瞬間はありませんか? 今回は社会人経験が長い仕事系ライター早咲礼子さんに電車のなかのあるあるを聞いてみました。
電車の中は基本的に暇な時間です。ケータイを見たり、ウトウトしたり、考え事をしたり。制限はありますが、自由に過ごせる時間でもあります。
そんな電車の中では、特にやることもないので、迷惑な人も目につきやすくなります。今回は、筆者が出会った「それはちょっと……」という言動を紹介していきます。
(1)混んでいる電車で足を組んで座っている
満席の状態で足を組まれると、イラッとしませんか。特におしゃれな服を着ている時に足を組まれると、靴で服を汚されるのではないかとハラハラします。また、座席の前に立っている時、前に座っている人が足を組むと、カバンや靴を蹴られないか気が気ではありませんよね。
混んでいる電車で、荷物を座席に置いていたり、悠々と2人分のスペースに一人で座っていたりする人も同じです。ちょっとした行動が、周りの人にどれくらい迷惑をかけているか、理解してほしいところです。
(2)意味なく舌打ちする
何か腹が立ったことがあったのかもしれませんが、急に舌打ちしてくる人がいますよね。大きな仕事がひと段落ついたりして、ホッとしている時に限って、隣の席の人が「チッ」と舌打ちする音が聞こえます。すると、ゆっくりしている時間を邪魔された気持ちに……。
また、イライラしている時に、この舌打ちが聞こえてくると、喧嘩を売られているのかと勘違いをしてしまいます。こちらが何か腹を立てさせることをしたのなら、「あのー、私のジャケットを敷いていますよ」など、具体的に伝えて欲しいところ。そうしたら「ごめんなさい」が素直に言えるのに……。
(3)満員電車で他人の肩の上でスマホ操作する
特に満員電車の中は、体勢が無理なことが多くなりますし、やることも限られるので、スマホは唯一の逃げ場です。ところがあまりに混み過ぎていると、そのスマホ操作する空間さえも、確保に難しくなります。
それでも操作しようとすると、必然的にだれかの肩の上や頭の上になってしまいます。混んでいるので仕方がないとは思いますが、乗っけるのはやっぱりNG。乗せられた方は気分が悪いですよね。
(4)濡れた傘を腕にかけている
雨が降った日には自分のものも他人のものも、気になるのが傘。人の服を濡らしていないか、自分の服が濡れないのか、気になってしまいます。この時、気になるのが、腕に傘の柄をかけている人。電車が揺れるたびに、狭い空間ではありますが、傘から垂れた水が飛び散ります。時には膝下が他人の傘の水分で濡れてしまって、悲しくなります。
また、濡れてからだと「あの、傘が足に当たっています」と言えますが、その直前はとても微妙。被害が出ないと言いづらいけど、被害が出てからだと、その日はずっと濡れた服で過ごさなくてはいけません。もちろん、わざとやっている訳ではないのでしょうが、気をつけて欲しいところです。
通勤電車はお互いの想像力で成立している
常識的か、非常識かという境界は、人によって微妙に判断が分かれるものです。中でも通勤電車は、一人で乗ることが多く、周りの人はほぼ知らない人同士ですから、「気を配る」という、いつもの行動から解放されてしまいがちになります。
でも、実は電車はお互いを気遣うという、思いやりで何のトラブルもなく過ごすことができています。自分がこんなことしたら、どんな迷惑がかかるのか、ちょっと想像力を働かせれば、やってはいけないことが見えてくるはず。
満員すぎてケータイをいじれない時は、ぜひ、周りをみて、何が迷惑なのか考えてみてもいいかもしれません。
(早咲礼子)
※画像はイメージです
診断で性格をチェック!
※この記事は2021年01月22日に公開されたものです