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「拝受」の意味。「拝受いたしました」は正しい使い方?

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「拝受」という言葉はどんなふうに使えるの? (例文付き)

ここまでで分かるように「拝受」という言葉は、重要な書類や物など何らかのやりとりにおいて、「謹んで受け取る」という意味で使います。

例えば、次のような場合に使うことができるでしょう。

・領収書や提案書を受け取った場合
・契約書のように、記入後の返送が必要な物を受け取った場合
・賞などを受けた場合

「拝受」という言葉を使える相手は、主に取引先や上司、目上の人です。また、主にメールやメッセージ、手紙など文面で使います。

以下に例文を示します。

「拝受しました」

・お知らせいただいていた資料を拝受しました。早速ありがとうございました。

「拝受いたしました」

・弊社の製品が文部科学大臣賞を拝受いたしました。ますます、精進したいと思います。

「拝受しております」

・出張中でお知らせが遅くなりましたが、契約書の件、既に拝受しております。

「拝受いたします」

・この度は、結構なお品をお贈りいただき恐縮です。ありがたく、拝受いたします。

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