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職場でモラハラを受けているかも? モラハラ事例と対処法

ぱぴこ

女性が受ける職場のモラハラ例

東京海上日動リスクコンサルティングが発表した平成28年度の厚生労働省委託事業「職場のパワーハラスメントに関する実態調査報告書」の中に記載されている 、「過去3年間に、自身が受けたと感じたパワーハラスメント行為」の中で男性より女性の比率が高い項目に「人間関係からの切り離し」と「個の侵害」が挙げられています。

職場で女性が受けるハラスメントでは「隔離・仲間外し・無視」(人間関係からの切り離し)や「私的なことに過度に立ち入る」(個の侵害)という手段が多いようです。

具体的な例でいうと、下記のようなパターンではないでしょうか。

(1)人間関係からの切り離し/無視をする

最も多くの行為は「無視」だと思います。話し掛けても答えない、集団でハブるように指揮を取るなど、いわゆる「いじめ」のようなものです。集団の中での孤立は精神的ダメージも大きいです。

(2)個の侵害/プライベートに口出しをしてくる

休日の予定やプライベートのイベントに過度に立ち入ってきたり、出身校や家庭の事情などをしつこく聞かれることも考えられます。

権限を悪用して勝手に総務に確認して個人情報を抜き出すなどの過大な干渉や、「その年で結婚できないなんて何か問題があるのでは?」といった思い込みでの罵倒なども挙げられます。

(3)過大・過小な要求/指示が二転三転・曖昧

「指示を元にAを実行したら、Bでしょうと怒られる」など、発言に一貫性がないことでの業務妨害もあるのではないでしょうか。業務において必要な情報を与えないのもモラハラでしょう。

また、失敗を自分ではなく被害者側に擦り付けて吹聴することもセットで行われることが多いと思います。

次ページ:職場でのモラハラにおける対処法

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