エレベーターの基本マナー。上司と乗る時の順番や上座・下座について解説
エレベーター内のマナー
エレベーター内は、お客さまや取引先、オフィスビルであれば他の会社の方など、どんな人が乗っているか分かりません。あくまでも公の場であることを意識してください。
(1)基本的に会話はしない
情報漏えいにもつながることなので、たとえ上司と乗っていたとしても仕事に関する話は一切しない習慣を身に付けましょう。私語であっても、話し声が気になる人もいるので、控えるのが無難です。
(2)操作してもらったらお礼を伝える
「開」ボタンを押すなど、操作してくれている人がいる場合は、会釈するか小声で「ありがとうございます」と言い、感謝の気持ちを伝えましょう。
行き先の階のボタンを押してほしい時は「恐れ入ります、○階を押していただけますか」とお願いするのがおすすめです。
知らない人同士で狭い空間を共有するには「一言マナー」が大切です。
自分が操作をしていて、途中で乗ってくる人がいる場合は「何階ですか?」と声を掛けるようにしましょう。
(3)スマホや携帯電話の操作は避ける
エレベーター内でスマホや携帯電話を操作していると、そちらに集中してしまい、周りの方の乗り降りに気が回らなかったり、慌てて降りることにもつながるので、迷惑になりやすいです。
また、狭いエレベーター内では、スマホなどを手に持っていると、ぶつかって落としてしまうこともあるので注意しましょう。もちろん通話もNGです。
(4)「閉」ボタンを必要以上に押さない
「閉」ボタンは、降りる人が全て降りたのを確認し、そして乗る人がいないか様子をうかがってから一度押します。
自分が急ぐあまり、乗ってくる人を確認せずに押したり、連打したりすると危険ですし、目上の人と一緒に乗っている場合は悪印象を与えてしまう可能性もあります。