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男女に共通する「結婚できない理由」7つ。現状から抜け出すためのヒントも紹介

仁科友里

男女に共通する「結婚できない理由」7つ

まずは「なぜ結婚できないのか」、その理由を見ていきましょう。

(1)リサーチが甘いから

朝、仕事に出かける時、お天気や気温について調べたりしますよね。

会社から取引先に出掛けなくてはいけない時は、交通経路や駅からの道のりについて調べたりするでしょう。

手土産を用意する場合は、何が良いか、どこで買うか、そのお店の定休日や営業時間なども調べますよね。

このように、私たちは日常的に行う仕事でさえ、無意識に「調査」をしています。なぜ「調査」をするのかと言えば、それは段取りを良くして、仕事をスムーズに進めるためです。

段取りとスケジューリングが重要なのは、仕事も婚活も一緒ですが、皆さん「異性に会う」ことばかりに熱心になり過ぎて、その前のリサーチが甘いと言えるのではないでしょうか。

例えば、婚活の基本情報として、以下のことを知っていますか?

(a)結婚に至ったカップルはどうやって知り合うことが多いか知っていますか?

(b)結婚の平均年齢を知っていますか? その相手といくつぐらいで出会っているかを知っていますか?

(c)あなたの周りで結婚している人は、どこで知り合って何年交際して結婚していますか?

(d)あなたの周りにご両親以外で、「こんなカップルになりたい」と憧れている人はいますか? 憧れる理由は何ですか?

結婚するカップルは「身近な場所」で出会っている傾向にある

まず(a)についてです。

「結婚を考えられるような恋人に出会う」ことは、婚活の第一関門ですが、それでは実際の既婚者はどこで知り合って結婚しているか知っていますか?

国立社会保障・人口問題研究所が調査した2015年版「現代日本の結婚と出産」によりますと、出会いのきっかけは、「職場」「友人や兄弟を通じて」「学校」が約7割(70.6%)を占めています。

これらのデータから、「近い場所にいる人と結婚している」「結婚相手とは10代から20代というごく若いうちに出会っている可能性がある」ということが分かります。

平均的には20代前半ごろに出会って30歳前後で結婚に至る

次に(b)について。

2015年版「現代日本の結婚と出産」によると、平均初婚年齢は、男性が30.6歳、女性が29.1歳。

「夫妻が特定年齢までに出会った割合」によると、夫妻が25歳までに出会う割合は約5割ということが分かります(夫は46.5%、妻は53.9%)。

つまり、結婚を考えられる相手とは学校や職場などの近い場所で、20代の前半に知り合い、そこから数年の交際を経て結婚している人が多いということが分かります。

しかし、これらはあくまでも「平均値」です。

ですから、今度はご自分の周りで、結婚に至ったカップルが、いくつの時にどこで相手と知り合って、何年交際して結婚したかを調べてみてください。それが(c)の答えになります。

データを集めて自分の理想を分析する

最後に(d)です。

どんな人と結婚したいかをイメージすることは大事ですが、そのヒントとなるのが、周囲にいるカップルです。

なぜそのカップルが良いと思うのか、理由をあげてみてください。

例えば「夫が子どもをとてもかわいがっている姿が良い」と思うのなら、あなたの理想は「家庭を大事にする男性」です。

「夫が○○社に勤めていてうらやましい」と思うのなら、あなたが重要視するのは「勤務先の聞こえの良さ」や「お金」ということになります。

このように、時に周囲の人にインタビューしながら、ひたすらデータを集め、それを分析することで、「どういう出会いが結婚しやすいのか」や「自分の理想の相手」が見えてくると思います。

それを踏まえた上で、婚活の計画を立ててみてください。婚活アプリに登録し、婚活パーティーに行くことだけが、婚活ではありません。

(2)結婚とは「カネとセックスの契約」であることを知らないから

結婚とは何か。カップルの数だけその答えがあると思いますが、それでは、国民全員が守るべき法律では「結婚」をどう定めているのでしょうか。

そのうちの一部を挙げてみます。

民法は夫婦に「貞操義務」を負うことと、「扶助義務」を定めています。

「貞操義務」とは何かというと、「配偶者以外とはセックスしない」こと。

一生1人としかセックスしてはいけないのであれば、なるべく魅力的な相手を選びたいと思うのが人情ではないでしょうか。

ですから、性的な魅力があるかどうかは、婚活の大きなポイントになってきます。顔、肌、スタイルなど性的な部分を磨き、相手にアピールすることは重要なポイントになってきます。

次に「扶助義務」です。

結婚して、パートナーが扶養される必要が生じた場合には、パートナーの生活を自分の生活水準と同じに保つ義務があります。

例えば、共働きの夫婦の片方が失業したとします。その場合、「おまえは働いていないから、質素に暮らせ」という言い分は通らないのです。

夫婦がお互いを扶養する義務があるということは、男女とも経済力が必要であることを意味しています。

(3)婚活をオーディションやコンテストだと思っているから

オーディションやコンテストでは、勝者は1人しかいません。より多くの“審査員”に選んでもらう必要がありますし、関係性としては「審査員>候補者」です。

しかし、婚活はマッチングですから、お互いが審査員であり、立場は平等です。男性100人に選ばれても、自分が良いと思わなければ成立しないのが、マッチングなのです。

このあたりの違いが分からないと、「婚活パーティーで誰も寄って来ないから、私は需要なしなんだ」と落ち込んだり、婚活をやめてしまうことになったりします。

人が寄って来ないとしたら、自分から行けばいいだけのことですし、そもそも婚活パーティーは、あなたの魅力を最大限にアピールできる場なのでしょうか?

繰り返しますが、婚活は「選ばれ競争」ではないことを忘れないでください。

(4)「いい話」を信じ過ぎているから

ドラマや芸能人のウエディングストーリーは、「偶然に出会った人と、とんとん拍子にうまくいく」パターンが多いものです。

そういったストーリーをたくさん目にしている人ほど「決まらないから、ダメだ」とすぐに投げ出してしまいがちですが、ドラマや芸能人は「夢を見せる」ことが仕事なので、必ずしも現実と一致しません。

結婚が簡単に決まる人は、ごくごく少数です。恋人ができるまでに1~2年、交際して1~2年、結婚のタイミングが来るまでに1~2年かかることはザラですし、どのカップルも口に出さないだけで、結婚するまでにゴタゴタの1つや2つあります。

結婚は新規事業を立ち上げるのと一緒で、タイミングも重要ですし、軌道に乗るには時間がかかります。山あり谷ありが当たり前だと思ってください。

(5)人を外見や肩書きで判断してしまうから

婚活アプリなどの影響で、「共通の友人知人が1人もいない、全く初対面の異性と会う」ことは特に珍しいことではなくなりました。

それで結婚まで至るカップルもよく聞きますが、その一方で「だまされてしまう人」がたくさんいるのも事実です。既婚者であるのに独身を装ったり、職業を偽ったりする人はいます。

だます人が悪いことは言うまでもありませんが、もし2回以上、そういう人に出会ってしまったら、人を外見や肩書きだけで判断していないか振り返ってみましょう。

(6)思考に癖があるから

「婚活で出会った相手がいるけど、なかなか良いと思えない」というのは、昔からよくある、特に女性に多いお悩みです。

これが俗に言う「ご縁がない」状態ですから、無理をする必要はありません。「何か嫌」という感覚を大事にしてください。

それよりも気を付けてほしいのは、「被害妄想」や「拡大解釈」をしないこと。お断りをされた時に、「私は嫌われた」「私は男性(女性)にウケないキャラだから」と、話を大きくしたり、自分を責めたりしないこと。

このような思考回路を持つと、ダメージが必要以上に大きくなってメンタルを消耗してしまいますから、気を付けましょう。

(7)うじうじしているから

友達がSNSで恋人の存在を匂わせていたり、ブランドものをアップしていたりしたら、うらやましい気持ちになるかもしれません。

それは自然な感情ですし、特に若い時はその感情が成長のモチベーションにもなり得ますから、嫉妬自体が悪いものだと私は思いません。

問題は、嫉妬の感情がいつまで続くかということです。

年がら年中「うらやましい」と思っているとしたら、それは自分自身の問題です。そこから目を背けて婚活しても、「友達がうらやましい」という思いをずっと持ち続けることになるでしょう。

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