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「先負」とはどんな日? 読み方や言葉の意味、避けるべきこと

三上ナナエ(マナー講師)

先負の日に行っても問題ないこと

続いては、先負の日行っても特に問題がない、気にしなくても良いことを紹介します。

弔事

縁起を担ぐ行事ではない法事、葬式、通夜に関しては「先負」は問題ないと言われています。時間帯も特に気にする必要はありません。

ちなみに仏教において「友引」にお葬式をしてはいけないという教義はありませんが、六曜では「友を冥土まで引き付けてしまう」ということになり、友引に葬儀を行うことを避ける習慣が広まりました。

内祝いや招待状を送ること

先負の日にお祝い事の招待状や内祝いなどを送るのは特に問題ありません。

ちなみに縁起を担ぐという意味では、幸せのお裾分けにもつながる「友引」が良いといわれ
います。

引越し・新築に関する行事

「先負」に引越しを行うのは特に問題はありませんが、「慌てて物事をこなしてはいけない」という意味があるので、あらかじめ荷物をまとめて準備を万端にしておくなど、引越し当日にバタバタとならないような余裕が必要です。

ちなみに六曜ではありませんが、選日の一つである「三隣亡」(さんりんぼう)という日が引越しや新築に関わる行事では「大凶」とされています。

迷信だと思うのももちろん人それぞれですが、隣近所や関わる人が気にするのであればその日は避ける方が無難です。

お見舞い

お見舞いは特に先負を気にしなくても良いとされていますが、午前は回診や検査が行われていて慌ただしいことも多いです。

昼食が終わり、午後のひと段落した余裕のある時間に行くのがマナーの観点でもおすすめです。

六曜にとらわれすぎなくても大丈夫

六曜はあくまでも社会生活の潤滑油として用いられているものなので、とらわれすぎなくても良いです。

知っておくことがなぜ大事かというと、それは自分が気にならなくても相手にとっては大事なことかもしれないからです。

知らない言葉に興味を持ち、その意味や成り立ちを調べることで、さまざまな考え方に臨機応変に寄り添えるようにしていきましょう。

(三上ナナエ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年10月21日に公開されたものです

三上ナナエ(マナー講師)

新卒ではOA機器販売会社に入社、5年間販売戦略の仕事に携わる。全日本空輸(株)では客室乗務員として4500回のフライト、チーフパーサー、新人トレーナーなどを経験。また客室部門方針策定メンバーや空港イベント要員に選ばれる。講師歴12年。年間80回以上の企業研修講師、人材育成コンサルタントとして活動。
著書:『「気遣い」のキホン』『会話のキホン』すばる舎
『超一流の小さな気配り』PHP研究所 など

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