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感謝が伝わる「お礼メール」の書き方は? ポイントや注意点・例文を紹介

三上ナナエ(マナー講師)

自分がお礼メールをもらった際のポイントと例文

これまではお礼メールを送る際のポイントを紹介してきましたが、今度は逆に、自分がお礼メールをもらった際の返信方法について、ポイントや例文を紹介します。

お礼メールを送ってくれた人は、忙しい中時間をとって気持ちを伝えてくれます。

ですから、失礼のないようにこちらも返信しましょう。

返信は当日中もしくは24時間以内に

お礼メールをもらったら、まずはすぐに返信をします。

返信が遅いと相手には「何か失礼があったのかな?」と余計な心配をさせてしまうので、受け取った当日中、もしくは遅くても24時間以内を心掛けます。

件名は変えず「Re:」を付けたままにする

お礼メールに返信する際は、件名に「Re:」を付けたままにします。

件名を変えないことで、相手は自分のお礼メールに対して返事が来たと認識しやすいからです。

お礼メールの返信例文

お礼メールへの返信例文を紹介します。

例文

・喜んでくださり私共も光栄です。

・丁寧なお礼のメールまでいただき恐縮です。

・弊社の企画にお褒めの言葉をいただき厚く御礼申し上げます。

・○○様のお心遣いに敬服しております。

気持ちが伝わるお礼メールでより良い信頼関係を

お礼メールの目的は、感謝の気持ちが相手に伝えること。

そのためには、ワンパターンではない言葉、つまりより具体的な内容を書くことです。

相手との距離感に応じて言葉選びができることで、信頼関係も強くなります。誠意を伝えるお礼メールは、ビジネスをよりスムーズに進めることにもつながるでしょう。

ぜひ今回紹介したポイントを踏まえて、真心が伝わるお礼メールを送りましょう。

(三上ナナエ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年09月24日に公開されたものです

三上ナナエ(マナー講師) (マナー講師)

新卒ではOA機器販売会社に入社、5年間販売戦略の仕事に携わる。全日本空輸(株)では客室乗務員として4500回のフライト、チーフパーサー、新人トレーナーなどを経験。また客室部門方針策定メンバーや空港イベント要員に選ばれる。講師歴12年。年間80回以上の企業研修講師、人材育成コンサルタントとして活動。
著書:『「気遣い」のキホン』『会話のキホン』すばる舎
『超一流の小さな気配り』PHP研究所 など

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