コミュニケーションが仕事に必要な理由。能力が高い人の特徴と鍛え方とは
仕事をする上で必要な「コミュニケーション能力」。仕事に重要なコミュニケーション能力とは何か、能力の高め方についてコラムニストのトイアンナさんに伺ってみました。
こんにちは、コミュニケーション能力が「ある一部は高くて、ある一部は低い」トイアンナです。
というのも、仕事で要求されるコミュニケーション能力には大きく分けて3つの能力があり、そのうち1つだけでも欠けていると、思わぬ苦労を強いられることがあります。
今回は仕事で求められるコミュニケーション能力の正体を明らかにしつつ、効率よく業務を回すコツを私なりにご紹介できればと思います。
仕事で必要とされるコミュニケーション能力とは
仕事で求められるコミュニケーション能力は、以下で紹介する3つです。そして3つとも得意だという人は、限られています。
(1)プレゼンテーション能力
プレゼンテーション能力をざっくりいうと、大人数の前で物怖じせず話すことができ、正確な情報を伝達できる能力のことです。先天的な素質として「あがり症ではないこと」や「大きな声」「国語が得意」といった要素がポジティブに働きます。
練習すれば身に付けることができるので、入社1年目からパワーを発揮しやすい能力でしょう。これがあるだけで、業務効率が何倍にも上がります。
(2)他者との調整能力
他者との調整能力が高い人は、目上の方や気難しい方も上手に根回しして、難しい話を自分が不利益を被らないよう通すことができます。関係者が多数いて役割分担が複雑なプロジェクトや、対立する偉い人同士がいる案件では、調整能力がある人が1人いるだけで重宝されることでしょう。
さらに社内+社外の役員レベルまで巻き込んだ施策を前に進められるような調整能力があれば、プレゼンテーション能力が皆無でも相当出世できます。
(3)チームワークを活性化する能力
最後に、部下や同僚のやる気を出させ、少ない人員でも最大限の成果に貢献する能力です。
部下を大事にし過ぎてお偉いさんとはぶつかるかもしれませんが、売上・利益など大事なポイントを押さえていれば、最終的には上司と部下のどちらからも絶大な支持を得られるでしょう。