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男女の友情は成立するのか? 男女の本音をアンケートで調査

ウイケンタ(コラムニスト)

いつまでも決着のつかない永遠のテーマ、それが「男女の友情」があるのか・ないのか問題。コラムニストのウイさんいわく、「恋愛に発展したり友達から恋人に変わったりするかどうかは相手による」とのこと。今回は男女の本音をアンケートとともに見ていきます。

「男女間に友情は成立するのか」。もう何十年も議論されてきた手垢まみれのテーマですね。これ以上描く所のないくらい真っ黒なキャンパス。

しかし、これだけ議論されているのに、成立派にも成立しない派にもそれぞれ言い分があって、いつまでも経っても決着しない問題でもあります。僕も、男女の友情に関しては山ほど相談に乗ってきました。

そこで、今回は「男女の友情は成立するか」について、一つの結論を書かせていただきます。

男女の友情は成立すると思う? 男性・女性の本音とは

長い間議論されてきた「男女の友情」問題。

まず最初に、男女の友情は成立するのか、女性・男性それぞれの本音を聞いてみました。

男女の友情は成立すると思う?

男女の友情が「成立する」「成立しない」と思っている人は、それぞれどのぐらいいるのでしょうか?

女性の意見

男女の友情は成立する?(女性の意見)
・成立する 66.3%
・成立しない 33.7%

※『マイナビウーマン』にて2016年2月にWebアンケート。有効回答件数201件(22歳~39歳女性)

男性の意見

男女の友情は成立する?(男性の意見)

・成立する 66.3%
・成立しない 33.7%

※『マイナビウーマン』にて2016年2月にWebアンケート。有効回答件数201件(22歳~39歳男性)

女性で「成立する」派の意見は?

・「実際に成立しているから。お互いに友人だと思っていれば成立する」(34歳/その他/事務系専門職)

・「男性なら全員生理的に受け付けられる訳ではないので。そういった人となら成立するとは思います」(39歳/その他/その他)

女性の「成立する派」からは、異性として意識しなければ友だちとして付き合える、という意見が多く寄せられました。

女性で「成立しない」派の意見は?

・「成立すると信じて何度も裏切られたから」(29歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「男女の仲で友情が成立するなんてありえない。しょせんはオスとメス、生物学的にみてもあり得ない」(38歳/学校・教育関連/事務系専門職)

一方、女性の「成立しない派」からは、男性の下心を心配する声もちらほら。

こちらが異性として意識していなくても、相手がどう思っているかわからないと感じるようです。

男性で「成立する」派の意見は?

・「お互いが異性として興味なければ成立」(29歳/情報・IT/営業職)

・「成立すると思います! 幼なじみに女子がいたりすると思うし」(31歳/その他/その他)

・「友だちに性別は関係ないから。理性のある人であれば可能」(32歳/自動車関連/技術職)

実際に「異性の幼なじみがいる」「長いつきあいの女友だちがいる」という人も。

女性と同様に、異性として見ていなければ、性別関係なく友だちになれると考えている人が多くいました。

男性で「成立しない」派の意見は?

・「少なくとも自分の身の回りには一人もいない」(34歳/その他/その他)

・「どこかしらに下心なり恋愛感情が芽生えてくると思う」(38歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「雰囲気や状況によって崩壊すると思う」(29歳/その他/その他)

女性の「成立しない派」からは男性の下心を心配する声がありましたが、それを裏付けるように「異性として見てしまいそう」といった男性の意見も。状況によっては一線を越えることもあるのではないかと心配する人もいました。

※『マイナビウーマン』にて2016年2月にWebアンケート。有効回答件数402件(22歳~39歳男女)

参考記事はこちら▼

男女へのアンケート結果をもとに、男女の友情についてひも解いていきます。

男女間の友情が成立する・成立しないは相手による! その理由とは

アンケート結果では「成立する」と回答した人が多かったですが、この問題に対する僕個人としての答えは「男女間に友情? そりゃ相手によりけりだぜ」でしかないと思っています。

鼻息荒く「男女の友情なんか存在するわけないじゃん!」と声を荒げる「成立しない派」に対しては、「自分の好みじゃなかったら成立するでしょ」で論破できるし、これまた鼻息荒く「何言ってんだよ! 成立するよ!」と言う「成立する派」に対しても、「どタイプの異性の間には成立しないでしょ」で論破できるんですよ。

男と女がいて、互いに「友達」という認識を持っていて、定期的に会う機会があり、両方がストライクゾーンから外れており、なおかつ仮に酔っぱらってもセックスの対象にならなければ、そこにあるのは「友情」と呼んでも差し支えないんじゃないでしょうか。

以上の理由から、僕は「友情は成立するか否か」の質問に対しては「相手によっては成立する」派に属します。

そして、これはほとんどの男性の本音でもあるのです。個人的な見解ですが、多くの男性は出会った瞬間に女性をほぼ無意識下で「あり」と「なし」に分類します。「あり」に分類された時点で友情は成立しませんが、「なし」に分類された場合は友情しか成立しないのです。

これが、男性がハッキリ言わない本音です。

▶次のページでは、男女の友情をキープする方法を紹介します。

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