「回りくどい」の意味は? 簡潔に伝える言い方とは
回りくどいと思われる人の特徴
そして、回りくどい話し方を仕事でしてしまう人には、こんな共通点があります。
(1)伝えることの優先順位が付いていない
回りくどい人は、自分が得た情報を何もかも伝えようとします。そのせいで結論が曖昧に見えてしまうのです。伝えたい内容に優先順位が付いていないせいで、「全部出し」になってしまっているのでしょう。
(2)状況を察してもらいたい願望がある
結論だけでなく経緯を話したがるのは、経緯に「かわいそうに、助けようか?」と言わしめるような状況があるからではないでしょうか。
そして、上司や同僚に状況を察し、助けてほしいと思っているからでは……? 特に経緯を強調して話すタイプには、察してほしい願望が見受けられます。
(3)おっとりした職場・部署の出身
元々、要点をまとめて話さなくても許される環境で育っていれば、回りくどい話し方を変える必然性もありません。
おっとりした職場で育ってきた人ならば、純粋培養の回りくどい話し方マスターになっていてもおかしくないでしょう。
(4)相手の顔色をうかがう癖がある
怒られるのが怖い、間違っていたらどうしよう……。そんな気持ちがあると、話が回りくどくなります。
相手の顔色をついうかがう癖がある人は、いくらビジネスで端的に話す重要性を知っていても、つい逃げの一手で回りくどい伝え方を選んでしまいがちです。