妄想する人の心理。「妄想」のメリット・デメリットとは?
「妄想する癖」との上手な付き合い方
妄想し過ぎるとたくさんのデメリットが生まれるので、妄想する癖との上手な付き合い方を知り、ポジティブに活用する3つのコツを押さえましょう。
(1)現実と妄想を切り離して考える
自分が思い描いている妄想と現実は全くの別物です。
混同してしまうと、自分にとって都合がいいように事実を曲解したり誤認したりする原因になるので、妄想する時は「現実と妄想は違う」と自分に言い聞かせるようにしましょう。
(2)妄想で現実逃避しない
気分転換するために妄想を楽しむのは問題ありませんが、現実逃避するために妄想をし続けるのは根本的な解決にならず、いつまでも悩み続ける原因になります。
気持ちに余裕ができたら現実と向き合い、妄想に依存しないようにしてください。
すぐに妄想の世界へ逃げ込まず、現実や自分をいったん受け入れるのがポイントです。
(3)ゆっくり問題と向き合う
現実や自分に不満を抱えていると妄想に逃げやすくなります。妄想であれば一気に問題を解決できるように感じるからでしょう。
こうして妄想に頼るのは「すぐに問題を解決したい」「今すぐモヤモヤを忘れたい」と解決を急ぐから。
いきなり劇的な解決をしようとせず、問題とゆっくり向き合うのが大切です。妄想はその箸休めとして活用するようにしましょう。
妄想は特効薬ではなく栄養剤として活用する
妄想は自分の問題を解決する特効薬ではなく、心に元気を与えてくれる栄養剤です。
妄想に依存して現実逃避するのではなく、問題と向き合うためのエネルギーチャージとして活用してください。
適度な妄想は前に進むための活力になります。
時々妄想して楽しい気分に浸りながら、今の自分や現実を受け止め、改善していきましょう。
(秋カヲリ)
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※この記事は2020年07月27日に公開されたものです