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妄想する人の心理。「妄想」のメリット・デメリットとは?

秋カヲリ

妄想することのメリット

適度な妄想は楽しい気分にしてくれるものです。

妄想するメリットはいくつかあるので、上手に活用して人生を明るく豊かにしましょう。

(1)嫌なことを忘れられる

嫌なことがあっても、妄想の世界に浸ることで目の前の嫌なことから一時的に意識をそらし、気分転換できます。

ずっと妄想に逃げていたら解決できませんが、いったん妄想して冷静になるのは、前を向くための第一歩になります。

(2)切り替え上手になる

一時的に妄想して気分転換することで、切り替え上手になり、あまり落ち込まないように自己コントロールできます。

感情的になりやすく自分を見失いやすい人は、いったん好きなことを妄想して気持ちを切り替えるといいでしょう。

(3)想像力が豊かでユニーク

妄想をしていると想像力が豊かになり、ユニークな発想力が育ちます。

あまりにも現実離れした妄想に溺れるのはリスキーですが、適度な妄想は自由なアイデアを生み出す原動力になるかもしれません。

妄想することのデメリット

一方で、妄想にはまりすぎるとデメリットも生まれます。

懸念される注意点を把握し、妄想によるネガティブな影響を受けないように気を付けましょう。

(1)現実逃避する癖が付いてしまう

現実逃避するために妄想していると、嫌なことがあったらすぐに妄想して逃げる癖が付いてしまいます。

やがて夢見がちで現実離れした行動をするようになり、現実での対応能力が下がってしまうでしょう。

(2)思い込みが強くなる

妄想しすぎると現実より妄想を重視するようになり、現実を正しく認識する能力が下がってしまうリスクが高まります。

思い込みが強くなり、偏った考え方をするようになる人も少なくありません。

(3)楽観視し過ぎて問題をスルーしてしまう

楽しい妄想ばかりに頼っていると、現実も妄想に引っぱられて楽観視しやすくなります。

妄想は非現実なので面倒なトラブルは発生しない都合のいい存在ですが、現実はそうではありません。

妄想に慣れてしまい、現実の問題を軽視して見逃してしまう人もいます。

(4)被害妄想しやすくなる

いろいろな出来事をつなげて考える拡大解釈をしがちな人は、妄想と現実もひも付ける傾向があります。

ネガティブな妄想をしてどんどん悪い方向に考えてしまい、被害妄想に陥ってしまうケースも珍しくありません。

次ページ:「妄想する癖」との上手な付き合い方

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