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体調を気遣う言葉の例文集。ビジネスメールで目上の人に使う方法

三上ナナエ(マナー講師)

避けるべき「忌み言葉」

「苦しい」「つらい」などのマイナスを感じる言葉、「たびたび」「次々」「繰り返す」など病気が重なるイメージをさせる言葉、「四」や「九」という数字もマナーの観点から避けましょう。

また「頑張ってください」も、ご本人は頑張っているはずですからプレッシャーになりやすいでしょう。

また疲れさせないように、会社の人には「返信のお気遣いはなさらないでくださいね」、取引先の方などには「返信はお気遣いなきようにお願いいたします」など、配慮の言葉もあると良いでしょう。

「体調を気遣う言葉」で良好な関係作りを

特にビジネスメールなどのやり取りは、締めが「どうぞよろしくお願いいたします」とワンパターンにもなりがちです。

あまりにも形式的なやり取りが続くと、何も感じずに仕事をしているようにも思わせてしまうものです。

相手の状況を想像する「体調を気遣う言葉」のバリエーションを増やし、寄り添う気持ちを伝えて良好な関係を築いていきましょう。

(三上ナナエ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年07月17日に公開されたものです

三上ナナエ(マナー講師) (マナー講師)

新卒ではOA機器販売会社に入社、5年間販売戦略の仕事に携わる。全日本空輸(株)では客室乗務員として4500回のフライト、チーフパーサー、新人トレーナーなどを経験。また客室部門方針策定メンバーや空港イベント要員に選ばれる。講師歴12年。年間80回以上の企業研修講師、人材育成コンサルタントとして活動。
著書:『「気遣い」のキホン』『会話のキホン』すばる舎
『超一流の小さな気配り』PHP研究所 など

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