女に嫌われる女の特徴は？　男性にモテる理由と具体例

私が敬愛するドイツのサッカー指導者、「皇帝」ことフランツ・ベッケンバウアーは言いました。

「強いものが勝つのではない。勝ったものが強いのだ」と。

今回、私はこの言葉を借りてこう言いましょう。

「女に嫌われる女がモテるのではない。モテる女が女性に嫌われるのだ」。

人が好かれる理由

人が人に好かれる理由はこの世界にたった一つしか御座いません。

「メリットがある」。

これ以上でも以下でもないのです。

もちろんこのメリットというのは決して打算的な意味だけでは御座いません。

「金払いがいい」というような打算的なメリットももちろん御座いますが「一緒にいて心が安らぐ」とか「笑顔に癒される」というようなものも間違いなくメリットに分類されるのです。

当然ですが人は自分にとってメリットがある人のことを好きになり、デメリットが多い人のことを嫌いになるものでしょう。

もちろん実際に周囲を見渡せば明らかにメリットが少なそうな人のことを好きになっていたり、逆にメリットが多そうな人のことを嫌いになっていたりすることも珍しくはありません。

しかし、それは無意識の部分も含めればきちんとメリットが多い人を好きになり、デメリットが多い人のことを嫌いになっているはずです。

「女に嫌われる女」がモテる理由

人が人を好きになる大前提が分かったところで、「男性からモテる女性」について考えてみましょう。

男性からモテる女性は当然ですが「男性に」たくさんのメリットを与えている女性で御座います。

「顔がかわいい」とか「性格が優しい」とか「歳が若い」とか、メリットにはさまざまなものが御座いますが、いずれにしても男性にメリットを与えているのは間違いありません。

一方で女性に対してはどうでしょうか？

モテる女性は、女性に対して何かしらのメリットを提供しているかといえば、残念ながら私は一つも思いつきません。

モテる上に優しい女性が、女性に対して「優しさ」というメリットを提供しているということは御座いますが、それはあくまでも「優しい女性」が与えるメリットであり、「モテる女性」が与えるメリットでは無いのです。

「男性にモテる」というその条件だけで考えたとき、その女性が同性に与えるメリットはあまりにも少ないといえるでしょう。

一方でデメリットに関しては両手では数え切れないほど御座います。

まずダントツで重要なのが「自分の恋人を奪われる可能性がある」というものでしょう。次点で挙げられるのが「好きな男性がその子にばっかりアプローチをして自分の方に来ない」こと。

他にもいくつか挙げられますが「自分の恋人を奪われる可能性がある」というのが同性にとってあまりにも大き過ぎるデメリットなので、それ以外を語る必要は特に無いでしょう。

もちろん「モテる女性」は基本的に女性から嫌われるとはいえ、それ以外の部分で挽回し、総合点では女性から好かれている女性もたくさんいらっしゃいます。

しかし、男性という資源が有限である以上、「モテる女性」という存在は同性にとって邪魔なのです。そんな邪魔な存在のことを好きになる人などこの世には存在いたしません。

ゆえに、「女に嫌われる女」が男性にモテるのではなく、男性に好かれる女性を女性が嫌いになったのです。

それは生物の生存を考えれば当然のことといえるでしょう。