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会社の人間関係に疲れたら。しんどい時に試したい改善法3つ

小日向るり子

それでもうまくいかないなら。社内での孤立を気にしない考え方

前述した方法を試してみても、うまくいかないこともあるでしょう。

もし、何らかの理由ですぐに仕事を辞めたり、異動したりといったことができない場合、人間関係に悩みつつも、そこで仕事をしていかなくてはなりません。

その場合の気の持ち方もお伝えします。

(1)仕事に集中する

自分の仕事に集中しましょう。仕事に集中すれば他人の言動が気になることも少なくなりますし、何より自分のスキルアップや集中力アップにつながります。

さらに自身の能力に自信が持てるようになれば、いざというときの転職活動にも自信が付きます。

(2)相手を俯瞰的に見つめる

いじめやハラスメントをしてくる人を客観的に観察してみましょう。始終イラついていたり、気分にムラがあったり、どこか満たされていない様子が見えると思います。

他人を攻撃する人は寂しい人なのです。ここに気付くとむしろ憐れみの気持ちさえ湧いてくるものです。

(3)気晴らしを持つ

気持ちの切り替えができる趣味などを持っておきましょう。

不快感情から頭を切り替えてリフレッシュする効果はもちろん、場合によっては、仕事は趣味を充実させるためのツールだと割り切った考え方をすることもできます。

(4)職場以外の居場所を作る

職場以外に居場所を作りましょう。趣味のサークルや学生時代の友人など複数の仲間だけでなく、家族・恋人・親友といった小さな関係性でも構いません。

人は孤独が深まると精神的に追い込まれてしまいます。私の居る場所はここだけではない、という支えを持つことが大切です。

(5)「働く」ことの意味を変えてみる

「ルビンの杯」という反転図を知っていますか? これは一見すると白い杯(さかずき)の絵に見えるのですが、背景の黒の部分に着目するとその杯が、人が向き合っている図のように見えるという反転図形の代表的なものです。

心にもこの反転図を当てはめてみましょう。人間関係に悩んでいるときというのは自分の心が杯の部分だけを見ている状態です。しかし、その背景にあるのは「働く」ということです。

自分は何のために働くのか。物事の見方を変えると今いる世界は全然違って見えてくるものです。

他人の言動に振り回されないで

私たちは、生まれて数年間は家族など自分を愛しんで育ててくれる人しか周りにいません。しかし、成長して学校に行き、さらに社会に出るようになると関わる人間関係は広がります。

それはどういうことかというと、自分に好意を持ってくれる人ばかりではなくなるということです。

人が一人で生きてはいけない限り、この事実を受け入れることは大変ですが、その過程に精神的な成長があります。

人間関係で悩んでしまうと他人の言動にばかり意識を向けてしまいがちですが、ぜひ「自分の成長のために、他人と、今の会社とどう向き合うのか」という思考を持ってください。

他人の言動で振り回されるのではなく、自分主体で考えることが大切です。

(小日向るり子)

※画像はイメージです

※この記事は2020年06月18日に公開されたものです

小日向るり子 (心理カウンセラー)

心理カウンセラー
フィールマインド 代表カウンセラー
正社員をしながらボランティアの電話相談員をしていました。「どんな電話も切らない」理念の中で恋愛、自死、癖、愚痴、いろいろな話を聴かせて頂きました。資格取得後はハラスメント相談員を経て現職。相談件数は2200件を超えます。悩みに大小はありません。

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