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マスクとも好相性。目元の印象を操るアイシャドウ

#運命を変えるコスメ

前田紀至子

好きな人に想いを伝えるとき。仕事の大事なプレゼンのとき。このコスメでメイクをすれば、少しだけ運命が変わるかもしれない。美容ライターの前田紀至子さんが、働く女性たちの背中を押してあげるデパートコスメを、毎回異なるテーマでご紹介。

落ち込んだ時、うれしい時。楽しい時に悲しい時。

気持ちを後押ししてくれたり、支えてくれたり、盛り上げてくれるコスメは私たちにとって少なからず頼りになる、愛おしい存在。

この連載では、いつものポーチやコスメボックスに加えることで、少しだけ運命が変わるようなコスメをテーマに合わせて紹介していきます。

久々のメイク。今こだわるならやっぱり“目元”!

コロナ禍によりマスクをする生活が当たり前になって随分経ちますが、それに合わせてメイクも変化を遂げたという人も少なくないのでは?

鼻から下が隠れてしまう分、こだわりたいポイントは目元に集中しがち。そこで今日は、取り入れるだけで目元の印象を自由自在に操れる、優秀アイシャドウをチェック!

キャビアスティック アイカラー/ローラ メルシエ

在宅勤務で、ほとんどメイクをしないと言っても過言ではない生活を終えて、迎えた6月。「さて、メイクをしよう」と最初に手に取ったものは、もはや説明の必要がないかもしれないほどの鉄板アイテム、ローラ メルシエのキャビアスティック アイカラーでした。

ペンシルを手に取りくるくると回せば登場する、クレヨンのような柔らかな描き心地のスティック。その滑らかな描き心地は思わず楽しくなってしまうほど。

改めてメイクの楽しさを思い出させてくれるところも含めて、これぞ美容! と惚れ惚れせずにはいられない名品。

個人的に最強のお気に入りカラーは、モーブベースに青みがかった偏光ラメがチラチラと瞬く26番。

マスクを着けていると、どうしてもメイクが崩れやすく、鏡を見るとにじんだ目元にショックを受けることも少なくないのだけれど、これは塗りたての発色が8時間持続するといううたい文句もあって、マスクとの相性も合格点!

さらに、指先で軽くぼかせば奥行きのあるグラデーションも簡単に作れる。「グラデーションの作り方を忘れてしまった……」と、約2カ月のブランクで以前と同じように上手なメイクができなくなった気がすると感じる人にこそ、リハビリ感覚で使ってみてほしい1本。

パーフェクトマルチアイズ/キャンメイク

マスクで目元しか見えないのなら、とことん今っぽいおしゃれな雰囲気をアイシャドウでかなえたい、できればプチプラで!

そんな願望を満たしてくれるのは、キャンメイクのパーフェクトマルチアイズ。中でもダントツに人気の03番は引き続き支持を集めるトレンドカラー。思いのままに色味のコントロールが可能で、とてもアンダー1,000円だとは思えぬクオリティ。

さらに、パッケージの裏面におすすめの使い方が記載されているので、アイシャドウパレットで上手にグラデーションを作れるか不安という人でも、書いてある通りに塗れば「それっぽい」目元になるのもうれしいところ。

個人的に、絶妙な色出しに心を奪われたのは(恐らくこのパレットの目玉であろう)左下のテラコッタカラー。

じんわり赤くにじんだような色味は、決して赤みが強過ぎず、さりげなく血色感をプラス。この価格でナチュラルなのにどこか色っぽい目元を作れるなんて、改めてキャンメイクって、すごい。

左上のベースカラーは他のアイシャドウと組み合わせても生きるオールマイティカラーだし、中央下のアイブロウ用ブラウンは眉毛に少し乗せるとメイクにまとまりが出るのだとか。

気軽にアイシャドウを買い足したくなったら、悩まず手を伸ばしたいパレットといえるかもしれません。

新鮮な気持ちになれるアイシャドウを取り入れて、制約のある生活にも負けずに毎日を楽しみたいものですね。

(文・撮影:前田紀至子)

※この記事は2020年06月11日に公開されたものです

前田紀至子

新潮社『nicola』専属モデル、光文社『JJ』ライターを経て、美容やファッション、旅を中心にエッセイやコラムを寄稿。モットーは愉快な人生。

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