「なぜかやる気が起こらない」「日々が楽しくない」。
理由は分からないけど、モチベーションが上がらないことはありませんか?
やらなければいけない仕事に手が付けられない。休みの日にただただボーッと過ごしてしまう。
突然訪れる「やる気が起きない状態」の原因は何なのでしょうか?
対処法を知って、何もやる気が起きない状態を上手に乗り越えていきましょう。
■ストレス? 病気? 何もやる気が起きないのはなぜ?
やる気がないのはストレスが原因? もしかして病気なのでは……と悩んでいる人もいるでしょう。
そもそもやる気が起きないのは、理由があるはずです。
単純に気持ちの問題として片付けられても、スッキリはしませんよね。
◇(1)疲れ過ぎている
やる気が起きない状態は、活発に行動するよりも休止を選んでいる状態です。
つまり、それだけ疲れてしまっているのです。^頭では「やらなくちゃ」と義務感や責任感からアクセルを踏んでも、エンジンを動かすだけのガソリンが残されていない^のです。
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◇(2)仕事とプライベートのバランスが崩れている
^睡眠不足や暴飲暴食、仕事とプライベートのバランスが取れていない^などによってやる気が起こらなくなってしまうことがあります。
生活のリズムが崩れてしまうのは、仕事や人間関係のストレスが影響しているかもしれません。
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◇(3)自信がない
絶対に失敗しない方法は、チャンレンジしないことです。^やってもうまくいくか分からない時に、「やる気がない」状態を作り出すことで、ネガティブな結果に対する言い訳を作り出して防衛しているのかも^しれません。
新しい仕事や新しい人間関係に、ストレスやプレッシャーを抱え過ぎているのでしょう。
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◇(4)刺激がない
^毎日同じことの繰り返しで五感が刺激されることない状態だと「生きがい」や「やりがい」を感じられなくなってしまいます。^
人生や仕事に対する無意味感が強くなってしまうと、自然とやる気も起こらなくなってしまいます。
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◇(5)他人の評価ばかり気にしている
周りの人の評価ばかり気にしていると、積極的に自分から行動することが苦手になっていきます。誰かの指示や意見があって、それに合わせるように行動するようになります。
その結果、^自分がしたいことや自由に決められることに対して、どうしたらいいか分からなくて動き出せない状態になってしまう^ことも。
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◇(6)過去の失恋が影響している
頭の中では過去の恋愛として整理ができていると思っていても、心の中ではまだその恋に終止符が打たれていないことも。
感情は、感じないように抑圧しているとたまっていくものです。自分では気付かないうちに、^失恋への感情を制御するためにたくさんのエネルギーを使い果たしているのかも^しれません。
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◇(7)情報過多になっている
SNSやニュースなどで情報に触れ過ぎているのかもしれません。一つ一つは小さなニュースであっても、たくさんの数を処理するのは疲れてしまいます。
やる気が起こらないから、ベッドでスマホをずっとチェックする。^たくさんの情報を浴びて疲れ果ててしまう。そして疲れてやる気が起きないという悪循環^にはまっていることも。
■無気力を改善する日々の過ごし方
やる気が起きない時に、無理に自分を奮い立たせても逆効果になってしまうこともあります。
自分の状況に合った対処法をしっかりと見つけていきましょう。
◇(1)休日はしっかりと休む
やる気が起こらないくらいに疲れ果てていることを自覚して、それ以上無理をさせないことを意識しましょう。可能なら1日ゆっくりと過ごすことです。
スケジュール的にしっかりと休むことができないようなら、^休憩の回数や時間を増やすなど、少しでもリラックスする時間を増やしましょう。^
◇(2)体の喜ぶことをする
ストレスから生活のリズムを崩してしまっているのなら、^朝日を浴びる、食事に気を使う、睡眠時間を増やすなど、体の状態を回復させる^ことを意識してみてください。
「ストレスがたまる→生活のリズムが崩れる→ストレスへの耐性が弱くなる」という悪循環を断ち切るためにも、健康や生活のリズムをキープすることを心掛けてみましょう。
◇(3)完璧主義を手放す
自信がなくてやる気が起こらない時は、自分に対してプレッシャーをかけ過ぎているかもしれません。
目標が高いことは素晴らしいことですが、劣等感の裏返しから完璧主義になっているのなら、うまくいきませんよね。
^やるべきことを小さなステップに分けて、一つ一つのプレッシャーを小さくすることで、ハードルを下げてみる^のもいいかもしれません。
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◇(4)五感を刺激する
思考が強く働いて休まる暇がないなら、五感を刺激して心地良いと感じることを積極的にしていきましょう。
^体を動かすことや自然の中でゆったりと過ごすこともいいですね。^
ストレッチはやり始めた時は体が硬くて思うようにできないことがありますよね。思考を休めて五感を刺激することも同じです。回数を重ねることで上手に気分転換できるようになります。
◇(5)やりたいことにチャンレンジする
周りの評価ばかり気にすることはやめて、本当に自分のやりたいことにチャンレジしてみましょう。過剰な人は「ランチに何を食べるのか?」でさえ周りの目を気にしてしまいます。
^自分の人生を豊かにしてくれるのは、他者の評価ではなくて、自分の行動と選択です。^誰の目も気にしないなら、何をしたいでしょうか?
すぐにはできなくても、ノートにメモをして自分の本当の気持ちを書き出すことから始めてもいいですね。
◇(6)感情を解放する
^失恋の痛みなど、過去の感情を抑圧してしまっているのなら、「やる気が起こらない」のは、その感情をもう解放させていいサイン^かもしれません。
心が不安定になりたくなくて、感情を抑圧して我慢してきたかもしれません。しかし、時間という薬が抑圧した感情を覚えても大丈夫なようにしてくれていることもあります。
過去の出来事を振り返ってみるタイミングかもしれませんね。
◇(7)スマホからの情報を遮断してみる
「やる気が起きない」から何もしないのではなくて、普段から何もしない時間を積極的に作ってみましょう。
窓の景色をただ眺めてみる。少しだけ目を閉じて深呼吸する。
隙間の時間に^スマホやネットで情報に触れるのではなくて、自分の心や気持ちを整理する時間を作ってみてくださいね。^何も考えない時間が自然と気持ちを整えてくれることがありますよ。
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■病気の可能性も……。心配なら専門機関へ
何もやる気が起きない時は、無理することなく、自分の心地良い選択をするようにしてください。
やる気を出そうと頑張る……そういったあなたの行動が、うまい方向に進むとは限りません。
もし、やる気が起こらない状態が長く続く時は、一人で抱え過ぎることはしないで、専門機関に相談されてもいいかもしれません。
必要な助けに手を伸ばすことも大切ですからね。
(桑野量)
※画像はイメージです