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不安や緊張とサヨナラ! 誰でも心が落ち着く方法8つ

秋カヲリ

心を落ち着かせる習慣

心を落ち着かせるには、普段から自分をコントロールする癖を付けておくのが一番効果的です。

心を落ち着かせやすくなる習慣を4つご紹介しますので、地道にトレーニングして落ち着いた自分になりましょう。

(1)別人格になりきる練習をする

心を落ち着かせたいのになかなかうまくいかない人は、別人格になりきるのも一つの方法です。

別人格というと難しく聞こえるかもしれませんが、誰しも複数の人格を持っているもの。例えば恋人の前の自分と、家族の前の自分、友達の前の自分、同僚の前の自分でそれぞれ違いがありますよね。それと同じように「常に落ち着いている冷静な自分」の人格を作ります。

仮面を付けるようにその人格になりきれば感情を受け流し、心を落ち着かせやすくなります。これを心理学では「ペルソナ・ペインティング」と呼び、うまく感情をコントロールしたい方にもおすすめです。

(2)自己効力感を高める

「自分ならできる!」という自己効力感は自尊心を高め、感情に流されない強さを育てます。どんな局面にぶつかっても心を落ち着かせ、課題を乗り越えられるでしょう。

しかし、自己効力感は、単に「自分ならできる!」と言い聞かせるだけでは高まりません。成功体験を蓄積したり、信頼できる人に認められたり、誰かの成功を間近で観察したり、気分を上げたりすることで高まります

自分で成功体験を積み重ねるのが一番確実ですが、すぐに効果を実感したいなら信頼できる人に励ましてもらったり、理想の成功体験をした人の話を聞いたり、元気が出る音楽を聴いたりして自己効力感を高めましょう。

(3)理想を宣言する

自分の理想を言葉にして肯定することで、潜在意識に働きかけ理想を実現する可能性が上がります。理想を宣言すれば、成功に近づけるということ。これを心理学では「予言の自己成就」と呼びます。

心を落ち着かせたいなら「私なら大丈夫」「いつでも落ち着いている」と人に宣言したり、日記に書いたり、SNSで発信したりしましょう。ある種の思い込みともいえますが、だんだんと自分の意識が変わり、その理想に近い状態になっていきます。

(4)他人と自分を分けて考える

心が落ち着かないとき、自分ではなく他人のことを考えているケースがほとんどではないでしょうか。「あの人に嫌われたらどうしよう」「ダメな部下だと思われるかも」と他人からの印象を気にしていませんか?

こうした理由で落ち着かない気分になるなら、他人と自分を分けて考えましょう。たとえ相手があなたを嫌ったとしても、その原因はあなたではなく相手にあると捉えるのです。相手が何らかの課題を持っていて、それによってあなたを受け入れられないだけ。そう思えば「仕方ない」と割り切り、いろいろと気にしなくなります。自然と心の落ち着きを取り戻すでしょう。

参考記事はこちら▼

緊張をほぐす方法はこちらの記事も併せてチェックしてみてくださいね。

対処法を知れば、落ち着きを取り戻せる

心が落ち着かないときは、不安や緊張などネガティブな感情を抱えています。こうした感情への対処法を知っておけば、慌てることなく気持ちを切り替えられます。

ご紹介した落ち着く方法を実践し、自分の心を上手にコントロールして日々のモヤモヤを乗り越えていきましょう。毎日をもっと楽しめるようになりますよ。

(秋カヲリ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年03月30日に公開されたものです

秋カヲリ (心理カウンセラー)

心理カウンセラー・文筆家・動画クリエイター取材メディア「スター研究所」編集長。
1990年生まれ、都内在住。広告、取材、コラムまで多数執筆。
ベビーシッターを活用してバリバリ働く一児の母。

Webサイト:https://hagitaro1010.wixsite.com/writer
Twitter:https://twitter.com/hagiwriter
note:https://note.mu/hagitaro1010

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