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「飄々とした人」に見られる6つの特徴となり方

小日向るり子

飄々とした人になるには?

最後に、「飄々とした人」になるコツを3つお伝えします。

1.定期的に価値観の点検をしてみる

飄々としている人にうらやましさを感じるということは、自分が既成概念にとらわれた価値観に縛られている可能性があるということです。

一度自分の価値観を総点検してみましょう。

「なんのために働くのか」「なぜ結婚したいと思うのか」といったことから、最後は「死ぬときに、自分には何があれば幸せだと思うか」まで考えてみてもいいでしょう。

人の思考は変わっていくものです。できれば誕生日、年明け、人事考課のタイミングなど定期的に考えるように習慣づけることをおすすめします。

2.人と比べない

十分に満たされているはずなのに、欠乏観や劣等感を感じてしまうという原因の根底には、「他人と比較する」という心理があります。

現代はSNSの普及で他人と比較がしやすい環境にあります。心当たりのある人は、まずSNSにアクセスする頻度を少なくすることから始めてみましょう。

他人と比較する生活の中にいては永遠に満たされることはなく、どんどん欲望に固執する性格になっていきます。

3.当たり前のことに感謝する

屋根がある家に住めること、蛇口をひねれば水が飲めること、スーパーやコンビニに行けば食べ物が買えること。具合が悪かったら病院に行けること。

これらは決して当たり前ではないのです。当たり前と思っていることにきちんと感謝する日常を意識してください。

まずは自分自身を知ることから始めよう!

いかがでしたでしょうか。「飄々としている人」というのはただ流されて生きている人のことを指すのではなく、流れることを恐れていない「強さ」がある人だということがおわかりいただけたと思います。

産まれ持っての気質もありますので、実践すれば即そうなれるというものではありませんが、今回あげた「価値観の定期的な点検」「人と比較しない」「当たり前に感謝」は飄々と生きるコツであると同時に、幸せに近づくための考え方でもあります。

まずは自分が縛られている価値観の点検をするところから始めてみませんか?

(小日向るり子)

※画像はイメージです

※この記事は2020年01月23日に公開されたものです

小日向るり子 (心理カウンセラー)

心理カウンセラー
フィールマインド 代表カウンセラー
正社員をしながらボランティアの電話相談員をしていました。「どんな電話も切らない」理念の中で恋愛、自死、癖、愚痴、いろいろな話を聴かせて頂きました。資格取得後はハラスメント相談員を経て現職。相談件数は2200件を超えます。悩みに大小はありません。

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