理解力がない人の原因と特徴とは? 直し方・接し方の対処法
イライラしないためには? 理解力がない人との接し方
反対に、理解力がない人が周囲にいて、内心イライラを爆発させそうになっているパターンもあるでしょう。言っても分かってもらえないことには、フラストレーションがたまるものです。では、どんな接し方をすれば、お互いに心地良いのでしょう。
(1)必要以上の理解を求めない
理解が乏しい相手に、必要以上の理解を求めようとするのは、意地悪です。イライラするとつい、「こんなことも分からないのか」とモヤモヤしてきつく当たりがちですが、コミュニケーションとしては逆効果。
「ここまでなら分かるだろう」「ここまで分かればOK」と線引きを決め、期待をかけすぎないことです。相手はプレッシャーから、あなたはイライラから解放されるはず。
(2)1回1オーダーのみに留める
1回の会話の中で複数のテーマが進行し、それに対する理解や対応を求めていませんか? それは理解力がない人への“理解”がない行動です。
まずは、1回1オーダーと決め、少しずつ声をかけたり、依頼をしたりしましょう。1個ができから次、といったふうに相手に集中する余裕を持たせてあげるのです。
(3)伝え方をゆっくりする
物事を幅広く理解していて、賢い人ほど、伝え方のスピードが速くなる傾向があります。これでは、元々理解が苦手な相手は取り残されてしまって当然。
相手の目線に立ち、話す前に深呼吸しましょう。思っている1/2倍速のスピードで、ゆっくり丁寧に説明してあげてください。相手が理解するための時間を設けるのです。
理解力がある・ないは見せ方の問題かも!
圧倒的知識不足、コミュニケーション能力の欠如などの致命的な原因がない場合は、ある程度振る舞いによる部分もあります。
言われたことを復唱して確認する、要点をまとめてメールで送付するなど、ちょっとのことで「理解力のある人だ」と見てもらえる可能性は高いです。
上記を意識しながら仕事を進めて、より良い評価をもらいましょう。
また、周囲に理解力がなくて苦しんでいる人がいたら、あなたの“理解ある”接し方でぜひフォローしてあげてくださいね。
(ぱぴこ)
※画像はイメージです
※この記事は2019年12月29日に公開されたものです