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インタビュー 片思い

“ビッチ”ってダメなこと? 村上虹郎が語る「自由恋愛論」

マイナビウーマン編集部

たくさんの男の子をもてあそぶ恋愛も、ちょっぴり背伸びした片思いも、悪い男との危険な恋も。どれだけ女友だちに反対されたって、親に文句を言われたってかまわない。自分の好きなように自由に恋愛したい、すべての女の子たちを応援する特集【恋愛革命2020】。今回は、映画『“隠れビッチ”やってました。』から村上虹郎さんインタビューをお届けします。

満たされるから、誰かに「好き」って言われたい。本気で想っている相手に拒絶されたら傷つく。だから、自分からは「好き」って思いたくないし、言いたくない。

27歳のわたしがこの映画を観て死ぬほど共感したのは、きっとそんなダメすぎる恋愛観が自分の根底にもあったから。でもこの感覚、同世代の女の子ならみんな確実に隠し持っているはずだ。わたしが保証する。

12月6日(金)公開の映画『“隠れビッチ”やってました。』は、世の男を“もてあそビッチ”している主人公・ひろみ(佐久間由衣)が、そんな価値観と戦って、時には負けて、奮闘しまくるストーリー。最狂ヒロインが本当の恋を見つけていく姿は、ちょっと乱暴でかわいくて、私たち女の子の恋愛がより自由で素晴らしいものになりそうな希望にドキドキした。

今回話を聞いたのは、そんなひろみにとにかく刺さるアドバイスを送り続けるバイの男友達・コジを演じた村上虹郎さん。彼と映画を通して探る「自由な恋愛」の在り方とは?

「傷つけたい」じゃなくて「傷つきたくない」ビッチの本音

――今作は「ビッチ」を最高にポップかつキュートなものとして扱った、ある意味すごくセンセーショナルな映画でしたよね。初めてストーリーを読んだとき、村上さん自身はどんな感想を持たれましたか?

男としては「たまったもんじゃないな!」って感じです。もう、ほぼホラー映画ですよ(笑)。

――“隠れビッチ”のひろみみたいに、あんなふうに翻弄されたら確かにたまったもんじゃないですよね(笑)。彼女があそこまでモテるのはなぜだと思いますか?

表面的な部分で言うと、ひろみは相手によって顔を変えられる技量を持っているからですかね。そこがズルいですよね。

ある程度の絶妙な距離感にいる相手に対しては、「これを言ったら響くな」っていうポイントを知り尽くしているんです。彼女に騙されていく場面を見て、単純に「男ってバカだな」と思っちゃいました(笑)。

劇中では彼女の友人役である僕が、「もっと派手な格好したら?」とアドバイスするシーンがあるんです。でも、ひろみは「いや違うね、(モテるには)そうじゃないんだよ」って返す。それ、確かにわかるなって。別に見た目が華やかなわけじゃないのに、意外と内面に野獣がいたり、闇があったりする女性に男性は惹かれるから。僕だってそうですもん。

とはいえ、これは表向きの話。彼女、“本気で人と関わること”は案外下手くそなんですよね。

――ひろみの“内側の部分”の話ですね。劇中では、彼女の内面の魅力に惹かれる登場人物もいたと思います。村上さんはひろみの内側の魅力を、どんなふうに捉えていましたか?

それは「ちゃんと傷ついてる」ってこと。

別にひろみはモンスターでもなんでもなくて、ビッチな言動全部が防衛本能から来ているものだと感じるんです。相手を「傷つけたい」んじゃなくて、「自分が傷つきたくない」っていう気持ち。だから、本当は幸せになりたいだけなんです。

「女」である前に「人間」であれ

――確かに、ひろみのビッチな言動には「私を見て」というメッセージが見え隠れするような気がします。ちなみに、女性が自由奔放に恋愛することについてはどう思いますか?

正直、主観的な話をすると、今はまだ“遊び人の男”より“ビッチな女性”のほうが、やっぱり損するものが大きい時代のように感じます。ある意味それは不公平だなって。

――「損する」というのは、見られ方が、という意味ですか?

もちろん女性には恋愛を楽しんでほしいですけど、経験豊富な女性に対して、まだ抵抗を持つ男性がいるのも事実だと思います。

――なるほど、そうですよね。といっても、男性ってひろみのような隠れビッチを見抜けるものなんでしょうか。

いや、それは難しいんじゃないですか(笑)。

というか、そんなことを気にしながら恋をするのってあまり楽しくないじゃないですか。結局、「好きなら好き」っていう感情だけで良いんじゃないかなって思います、僕は。

――わたしは主人公のひろみと同世代なので、彼女が恋愛で承認欲求を満たそうとする気持ちもわかるんです。そんな中、村上さん演じるコジが、恋愛でボロボロになったひろみに突きつける「女じゃなくて、まずはちゃんとした人間になりなさい」というセリフがすごく刺さりました。

ああ! あの、神様みたいな言葉ですね。

――はい。でも、どうしたら「女」じゃなくて「人間」として好きな人と向き合えるんでしょう。村上さんはあのセリフをどう解釈しましたか?

ひろみを例にすると、単純に「相手の立場になって考える」っていうのが出来ていないのが欠点です。彼女の場合は自分の欲望と、それを他人はどう見ているのか、っていう感覚のバランスがすごく歪(いびつ)というか。

――まずはそこのバランスを整えろ、と。

うーん、でも難しいですよね。その塩梅って。

ここまで話してきてアレですけど、そんな女友達がいたら好きにしろ、って僕は思っちゃう。やりたいようにやったって別にいいじゃないですか。僕は人に説教したくないから。「ひどいな」と思っても、「そのまま突き進んでこそ結局大人になれるのかな」みたいな(笑)。

逆に間違いを繰り返し続けたほうが、自分の何がダメなのかに早く気づけるのかもしれない。それで気づけない人はどうかと思うけど、ひろみは気づける人だったから。

ちょっと昔の哲学者の言葉をカッコつけて借りると、自由になる、ならないって考え自体が「自由」に縛られていることらしいんですよ。自由な恋愛を楽しみたい女性たちには、どうかその言葉に縛られて「不自由」にはなってほしくないですね。

映画『“隠れビッチ”やってました。』

自信がない、素直になれない。だから、チヤホヤされたい――。

(C)2019『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社

26歳の独身女・ひろみ(佐久間由衣)の趣味&特技は「異性にモテること」。絶妙なテクニックで相手を翻弄し、告白されたら即フェイドアウト。そんな恋愛を繰り返すひろみに、シェアハウス仲間のコジ(村上虹郎)と彩(大後寿々花)は「最低の“隠れビッチ”ね!」と呆れるが、彼女の耳には届かない。

そんなある日、気になる異性・安藤(小関裕太)が現れるも数年ぶりの負け試合。本気の失恋にショックを受けたひろみは、やけ酒で酔いつぶれているところを同じ職場の三沢(森山未來)に目撃されてしまい……!?

たくさんの男に「好き」って言われて自信がチャージされればオッケー!? 3年間で振った男の数600人! もてあそビッチな彼女が本当の幸せに気づいたとき、出した答えとは?

(取材・文:井田愛莉寿/マイナビウーマン編集部、撮影:須田卓馬)

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