喪失感の意味とは? 喪失感を感じる瞬間と乗り越え方7つ
喪失感の原因になる3つの「責める感情」
喪失感は「泣く」「怒る」「無気力になる」「鬱鬱とする」といった精神症状のほかに「食欲不振」「睡眠障害」などの身体症状としてもあらわれます。
これら喪失感のもとになるのは3つの責める感情です。
この感情が肥大化し、どれかひとつでも自分でコントロールできなくなってしまうと、立ち直れなくなってしまいます。以下、3つの感情をひとつずつご説明します。
1.自分を責める感情
「あのときもっと話を聞いてあげていたらよかった」「自分があんなこと言ったからこうなってしまった」などと過去の自身の言動に原因を探して自分を責める、いわゆる自責感情です。
参考記事はこちら▼
なぜ人は自分を責めるの? その真相を探ってみましょう。
2.他人を責める感情
「病院の治療法がまちがっていたのだ」「まわりがあの人を精神的に追いこんだのだ」「あの人さえいなければこうならなかった」など他人を責める感情です。
参考記事はこちら▼
他責にしてしまう心理って? 人のせいにする理由を探っていきましょう。
3.失った人を責める感情
「私がとても悲しむことはわかっていたはずなのになぜ?」「あのとき話してくれていたらこんな結末にならなかったのに」など、失ってしまったその人を責める感情です。