気難しい人の性格の特徴。気難しい上司と付き合うコツは?
気難しい人の対処法。気難しい上司とうまく付き合うコツ
さて、大事なのはここから。
気難しい人。特に目上にあたるような上司とはどうやって付き合えばいいんでしょうか?
一応、男女別に対処法を解説します。しかし、効果的だと思ったものは性別を気にせず試してみましょう。
気難しい女性の場合
(1)褒める
シンプルに褒めましょう。
褒められて嫌な気分になる人はいません。
もちろん取ってつけた言葉を使うのではありません。本当に感謝していることを告げるのです。
相手の気難しさにハラハラしながらも、助けられたこともあるでしょう。それをあえて言葉にします。気恥ずかしいけれど、感謝を伝えましょう。
人間は「自分を好きな人間」を邪険に扱うことができません。それを利用して、手の平で転がそうというわけです。
(2)丁寧に接する
仲良くなるだけがコミュニケーションではありません。
特に職場では「仕事に支障をきたさない関係」になるのが最優先です。
そのために、敬語を話す、きちんと挨拶をする、といった当たり前のマナーに気をはらうようにしましょう。そして適切な距離感を保つのです。
文句を言われない振る舞いだけはしておきましょう、という感じです。
(3)スルー
賢く生きるにはスルーも時として必要です。
すべての人間と仲良くできるわけでありません。相性が悪い人はいます。
もちろん職場から逃げだすことはできませんよね。最低限の関わりは持ちつつ、わざわざ打ち解けようと頑張らないでいい、というイメージです。
健全な人生のためには、スルーも選択肢に入れておきましょう。
(4)感情を聞きだす
上述しましたが、気難しい人は孤独です。
何かと孤立する性格ゆえに、心の奥ではいつも理解者を求めています。特に女性は感情を吐きだすことで安心感を覚える傾向にあるのでなおさらだと思います。
貴女が「なんでも話せる部下」として接することで、上司にとっての重要人物になることができます。その人物なりの悩みがあるはずです。
気難しい男性の場合
(1)メンツを立てる
男はメンツの生き物なんていわれます。
とにかく「尊敬する上司だからこそ質問したいんですけど」「すでにご存じだとは思うんですけど」といった前置きを使いましょう。
プライドをくすぐることで喜ばせることができます。波風を立てずに済みます。
(2)相談して頼る
仕事について頼ってみましょう。
ぶつぶつと「だから、お前は……」といつもの調子で言われるかもしれませんが、頼られて悪い気がする人はいません。
ぶつぶつ言われても、「えへへ」と可愛げのある部下を演じるのです。
とはいえ、あまりに出来の悪い部下だと、機嫌を損ねることもあります。本当に実のある質問をすることがコツでしょう。
(3)ちゃんと「NO」を言葉にする
媚びるだけがコミュニケーションではありません。
相手の批評精神に付き合っていると、どこまでも譲ることになってしまいます。案外と、気難しい人は「NO」を言われることに慣れていません。
だからこそ「NO」も主張できるようになりましょう。特に間違っているのが、あちら側のときには。やや驚いた顔で受け入れてくれるものです。
(4)飲みに行く
やはり気難しい人は孤独です。
お酒を飲む仲間にも恵まれていない可能性があります。たまには部下として飲みに誘ってみるわけです。愚痴のひとつでも聞いてあげましょう。
いつものように批評ばかり飛びだすかもしれません。しかし、その奥に、彼なりの孤独が隠れているはずです。理解しようと挑戦してみるのはどうでしょうか?
気難しい上司は味方につければ最強!
人間関係ほど難しいものはありません。
とはいえ、やっぱり苦手な人物だとしても、ひとまず味方につけることを考えるべきだと思うんです。それが大人のやり方でしょう。
気難しい人だって、見方を変えれば、頼りになる部分が大いにあるはずですから。
とはいえ、それができなければスルーしかありません。貴女を守ることができるのは貴女だけです。ストレスのないのが一番ですから。
この難しい現代社会、なんとか生きましょうぜ。
あなたの人生がより良いものになることを祈っております。
(浅田悠介@令和の魔法使い)
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