「気難しい」の意味とは? 気難しい人の特徴や対処法も解説
気難しい人の恋愛傾向
ここでは、気難しい人の恋愛傾向を紹介します。
(1)理想が高い
気難しい人は完璧主義なところがあり、理想が高い傾向にあります。外見から性格、仕事、さらには友好関係といった細かい部分まで、恋人に求める条件も多くなりがち。
自分の人生を良くするために理想があるのは良いことですが、理想が高すぎるせいでせっかくの出会いを逃してしまうこともあります。
(2)愛情表現が苦手
愛情表現が苦手なのも、気難しい人の恋愛における特徴です。
例えば、「好き」と素直に言えなかったり、本心では好きなのに不機嫌そうな態度を取ってしまったりすることがあります。
日頃から他人に心を閉ざしてしまいがちなので、好意を表明するのに慣れていないのでしょう。
(3)心を開いた人には愛情深い
気難しい人は簡単に心を開きません。一方で、せっかく心を開いた相手とは深い関係を築きたいと考えることがあります。
そのため、心を許した恋人には、不器用ながら愛情深く接するでしょう。
気難しい人はプライドが高い傾向にありますが、心を開いた相手に対しては変な意地を張らず、希望を聞いてあげたり褒めたりします。
気難しい人への対処法【女性上司編】
さて、大事なのはここから。気難しい上司とはどうやって付き合えばいいんでしょうか? まずは女性上司への接し方から解説します。
(1)褒める
シンプルに褒めましょう。
褒められて嫌な気分になる人はいません。
もちろん取ってつけた言葉を使うのではありません。本当に感謝していることを告げるのです。
相手の気難しさにハラハラしながらも、助けられたこともあるでしょう。それをあえて言葉にします。気恥ずかしいけれど、感謝を伝えましょう。
人間は「自分を好きな人間」を邪険に扱うことができません。それを利用して、手の平で転がそうというわけです。
(2)丁寧に接する
仲良くなるだけがコミュニケーションではありません。
特に職場では「仕事に支障をきたさない関係」になるのが最優先です。
そのために、敬語を話す、きちんと挨拶をする、といった当たり前のマナーに気をはらうようにしましょう。そして適切な距離感を保つのです。
文句を言われない振る舞いだけはしておきましょう、という感じです。
(3)スルー
賢く生きるにはスルーも時として必要です。
すべての人間と仲良くできるわけでありません。相性が悪い人はいます。
もちろん職場から逃げだすことはできませんよね。最低限の関わりは持ちつつ、わざわざ打ち解けようと頑張らないでいい、というイメージです。
健全な人生のためには、スルーも選択肢に入れておきましょう。
(4)感情を聞きだす
上述しましたが、気難しい人は孤独です。
何かと孤立する性格ゆえに、心の奥ではいつも理解者を求めています。特に女性は感情を吐きだすことで安心感を覚える傾向にあるのでなおさらだと思います。
貴女が「なんでも話せる部下」として接することで、上司にとっての重要人物になることができます。その人物なりの悩みがあるはずです。
気難しい人への対処法【男性上司編】
(1)メンツを立てる
男はメンツの生き物なんていわれます。
とにかく「尊敬する上司だからこそ質問したいんですけど」「すでにご存じだとは思うんですけど」といった前置きを使いましょう。
プライドをくすぐることで喜ばせることができます。波風を立てずに済みます。
(2)相談して頼る
仕事について頼ってみましょう。
ぶつぶつと「だから、お前は……」といつもの調子で言われるかもしれませんが、頼られて悪い気がする人はいません。
ぶつぶつ言われても、「えへへ」と可愛げのある部下を演じるのです。
とはいえ、あまりに出来の悪い部下だと、機嫌を損ねることもあります。本当に実のある質問をすることがコツでしょう。
(3)ちゃんと「NO」を言葉にする
媚びるだけがコミュニケーションではありません。
相手の批評精神に付き合っていると、どこまでも譲ることになってしまいます。案外と、気難しい人は「NO」を言われることに慣れていません。
だからこそ「NO」も主張できるようになりましょう。特に間違っているのが、あちら側のときには。やや驚いた顔で受け入れてくれるものです。
(4)飲みに行く
やはり気難しい人は孤独です。
お酒を飲む仲間にも恵まれていない可能性があります。たまには部下として飲みに誘ってみるわけです。愚痴のひとつでも聞いてあげましょう。
いつものように批評ばかり飛びだすかもしれません。しかし、その奥に、彼なりの孤独が隠れているはずです。理解しようと挑戦してみるのはどうでしょうか?
▶次のページでは、気難しい性格を直したい時に意識すべきポイントを紹介します。