頑張れない人の特徴と原因。頑張れないときの対処法とは
頑張る目標設定をするための3step
目標設定をするためには、次の3つのStepを踏んでみてください。
【Step1】相手を観察する
まずは、相手を観察することです。仕事を評価するのは上司ですから、上司はどういう人なのか。
どういう人が好きで、反対にどういう人や事柄が嫌いなのか。たとえば仕事さえやってくれればなんでもいいという人もいれば、仕事は平均的でいいけれど、礼儀正しい人を評価したいという人もいるでしょう。
こういうときは、男女それぞれの先輩に上司のことを聞いてみましょう。男女では見ているところが違うと思いますから、参考になると思います。
そのとき、ネガティブな情報を聞いても、すぐに信じないで、ちゃんと自分で判断することを忘れないでくださいね。
【Step2】高く評価されている人をチェックする
次に、その上司が評価している人を見てみましょう。そして、自分と比べてどんなところが優れているのかを冷静に考えてみましょう。これは「今後の対策」を練るための比較ですから、客観的な事実、たとえば「仕事に取りかかる前に、不明点は上司にしっかり確認する」などをチェックしてください。
「私と違って、ミスをしない」というのは客観ではなく、主観です。
【Step3】先輩に相談する
さて、自分との違いに気づいたら、今度はその先輩に「仕事のやり方でわからないことがあるので、相談にのってほしい」と言ってみましょう。
先輩に断られたらどうしようと思うかもしれませんが、仕事のことで頼られて嬉しくない先輩はいませんし、今できるように見える先輩も不慣れだった時期や乗り越えてきた壁は必ずありますから、きっと時間を作ってくれるはず。
仕事帰りにお茶をするなど、先輩が時間を作ってくれることになったら、先輩に聞きたいことを一覧表にしてまとめておきましょう。聞き忘れを防ぐためです。
そして、先輩に質問に答えてもらったら、必ず翌日にお礼を言い、さらに必ず先輩に教わった方法で仕事をしてみて、その結果を報告しましょう。先輩に質問するというのは後輩として当然の権利ですが、「聞くだけ聞いてやらない」というのは、失礼です。
先輩のメソッドというのは、「うまくできている人の方法」ですから、あなたが頭を使うより、そっくり拝借したほうが効率がいいのです。そのうえで、自分のやりやすいように変えるのはOKです。