社内ニートの特徴とは? 1日の過ごし方と脱出方法
社内ニートの光と影
「働きたくない、給与泥棒でいいでござる」と思っている人には天国のように見える「社内ニート」ですが、本当にいいことだけなのでしょうか。
社内ニートになりたい!? 勝ち組だと感じる人がいる理由
(1)何もしなくても給与が発生する
何はなくとも理由はこれでしょう。「何もしなくても給与が貰えるなんて、天国か」という話です。
できることなら働きたくない、寝てるだけでお金が欲しい、そんな怠惰な人間の欲望をぎゅっとつめて固めた存在が社内ニートなのです!
(2)本来の業務時間を使って別のことができる
社内ニートとは会社の中のニートなので、当たり前ですが「会社員としての給与、立場」は雇用されている限りは守られます。
そしてどうせ暇なら、本来は「仕事」をする時間で自分の好きなことができる! と考えれば、こんなにハッピーな立場はありません。
◆趣味の時間に当てられる
例えば、読書、ネットサーフィン、語学などの勉強系は、机やPCに向かって実施できるため「業務関連なのかな?」と思ってもらえる逃げ道もあります。
本来は帰宅後にしかできなかったことが、業務時間中にできるなんて夢のようです。
◆終業時間内に副業できる
本業ではいるだけでお金をもらいながら、さらに「副業」に手を出せる可能性が広がります。
いるだけで入ってくる固定収入×副業というソリューションは、まさに夢のようです。
クビになる!? 20代社内ニートのリスク
さて、夢のような「社内ニート生活」ですが、もちろんリスクもあります。確認しましょう。
(1)経験やスキルは身につかない
当たり前ですが「その会社や仕事で本来身につくはずだった知識や経験」は身につきません。
そのため、上司が変わる、異動するなどの環境の変化で急に「できるでしょ」と振られた仕事ができず、きつい思いをする可能性があります。
(2)事業部や会社がなくなったときに逃げられない
たまたま環境が「社内ニート」を許してくれただけなので、その環境が崩れた時に逃げるためのスキルがないことはリスクです。
例えば会社がつぶれた時の転職活動で「社内ニート」はなんの価値も生みません。かなり難航することが予想されます。
▶次のページでは、社内ニートの脱出方法を解説します。