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婚活女子が「独身コンプレックス」とひたすら向き合った結果 #さらば独身コンプレックス

愛すべきコンプレックス

E子

結婚がすべてではないとわかっているけど、独身でいるのが怖い。 そんな「独身コンプレックス」に対して、どう向き合い、どう乗り越えていくのか現在独身の女性コラムニストがリレー形式でお届け。 今回は、Twitterでパンチの効いた恋愛ツイートが話題を呼んでいる、婚活・恋活が趣味の30代独身ライターE子さんです。

「すぐ離婚してもいいから結婚したい」
「戸籍上だけでもいいから一度結婚したい」

私もこんなことを言ったことがあります。

独身でいることに疲れ、まわりから独身として扱われることにも疲れ、年齢で焦ったり、焦っていないとまわりから叱責されたり、もうぶっちゃけ自分ではどうでもよくなってきているのに対外的には結婚したがってるフリをしないといけないシーンが多かったり……。

面倒くさい。放っておいてほしい。

この面倒くささからとにかく解放されるために結婚したい。

そんな風に思ってしまったこと、ありませんか?

本日は婚活女子を代表してわたくしプロ独女ツイッタラーE子が、「独身コンプレックス」についてお話しします。

私が独身コンプレックスに悩む理由

・がんばって活動しているのに結果が出ない
・他人から必要とされていない、魅力がないのではと感じてしまう
・「普通の人」ならできることができていないという錯覚がある

私の場合は、こういったことを原因に、独身がコンプレックスになってしまいました。

そう、つまり、独身で苦しんでいる人は、真面目な優等生が多いのです。

一生懸命だからこそ、真面目に計画的に活動して、だからといって婚活は必ず努力が結果に結びつくわけではありません。

そして、もしかして私には魅力がないのかな……誰からも愛されないのかな……と、自分の人間性に原因を探してしまうと、大変なストレスです。

さらに、世間には「普通の人なら30歳までには結婚できる」などという心ない言葉を吐く人もいます。つらいですよね。

独身コンプレックスゆえの言動に気をつけて

私や周囲の独身コンプレックスを抱える女性たちがついやってしまう言動をご紹介します。あなたも身に覚えがないか、振り返ってみてください。

【1】結婚に関する話題にやたらとナーバス!

これはあるあるです。本当に気をつけてください。

たとえば、「美人なのにどうして結婚してないんですか?」と聞かれて怒りを大爆発させる婚活女子が散見されます。

気持ちは痛いほどわかる……。しかし、相手からしたら、そんなに深い意味はなく純粋に褒め言葉のつもりで発したひと言だったりするものです。

その程度で逆鱗に触れるようでは、「え……独身女って扱いが難しいなぁ」と思われてしまうでしょう。

自身のコンプレックスは自身の問題ですから、悪意のない人に敵意を向けないように気をつけたいですね。

【2】行きすぎた自虐をする

クリスマスを過ぎたクリスマスケーキ、30代女性は男性から需要なし、将来は孤独死必至……。

真面目に取り組んでいるからこそ、結果が出ていない自身へのいら立ちもあり、自虐をしてしまう独女の多いこと。

正直、こんな自虐を聞かされる側も苦痛でしかないでしょう。反応しづらいですし、励ましても怒りだしたりするし、認めるわけにもいかないし。面倒くさいです。

自ら進んで自分を下げるような話題は出さなくていいと思います。

なんでも話せる友人の前なら別ですが、一定の距離間のある相手の前では、明るく前向きな話題をするようにしたいですね。

「コンプレックスを抱えている自覚」を持つのも大事

独身をコンプレックスに感じてしまうのは、あなたが真面目だからにほかなりません。

不真面目にのほほんと、頭をからっぽにして生きていれば、そういったコンプレックスは生まれません。

自分が真面目でがんばり屋さんだからこうなってしまうのだ、自分はコンプレックスを抱えているんだ、と自覚を持つだけでも、まわりの人との接し方は変わります。

人との接し方を制御できれば、おのずと自分の心の苛立ちも落ち着くものです。

私も以前は、「美人なのにどうして結婚できないか? むしろ理由を教えてほしいくらいなんですけど!」と逆ギレしそうになったり、過度な自虐をして相手を困らせたりしていました。

美人なのにどうして……と聞かれたら、「高嶺の花すぎるんですかねぇ~?」と笑顔で返したり、自分を傷つけるような自虐を言わないようにしたりするだけでも、かなり楽になりました。

それでも心ない発言をぶつけてくる人とは、それ以上かかわらないこと。わかってくれなそうな人とは、自身のコンプレックスの話はしないようにすることです。

コンプレックスは無理になくそうとせず、受け入れて付き合っていけたら十分ではないでしょうか。

(文:E子、イラスト:itabamoe)

※この記事は2019年10月22日に公開されたものです

E子 (アラサー独女コラムニスト)

婚活・恋活を趣味とし活動を続ける30代独身こじらせ女。

いよいよおかしくなりつつある恋愛観が、ツイッター(@escape_no_e_yo)で女性たちに無駄に共感されている。好きな食べ物はダントツで納豆。

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