ピロートークとは? 意味やおすすめの内容、NGな話題を解説
愛が深まるピロートーク! NG例とおすすめの内容
では、今回の本題である「ピロートーク」とはどういったことを話せばいいのでしょうか? また、NGな話題とは?
今回は「どんな話題を避けるべきか」と愛が深まるおすすめの話題について考えてみたいと思います。
(1)NG例:気のない返事だけをする
まず、人の心は意外とナイーブですから、幸福なはずの時間であっても不安を感じることもあります。
おそらくもっとも一般的な事柄としては、一緒に夜を過ごしたことで、相手が自分に対する興味を失っていないか、ということではないでしょうか。
男でも女でも、相手を落とそうというときに比べて、お互いの気持ちを確認できた後は、良く言えば緊張が取れるし、悪く言えば雑になるものです。
そんなときに相手に興味がなくなったと思われるような態度や会話をするのはNGです。話しかけられても「ふーん」や「へえ」といった返事だけをするなどが該当します。
おすすめ:相手への興味が伝わる会話
おすすめなのは相手への興味を示す会話。
ベッドの上では、それまで見えなかった相手の細部が見えるはずなので、そこから相手の思い出やこだわりなどをさりげなく聞いてみるのはいい考えかもしれません。「ピアスはいつあけたの?」「いつもどこのヘアサロンに行くの?」のように。
(2)NG例:身体的特徴をからかう
もう一つ、身体的に親密になった後にやってくる不安といえば、今まで見せていなかった姿を見せたことで、失望されてはいないか、ということです。
服を脱いだ姿や下着、横になったときの顔や声など、一緒にベッドに入らなければ見えないはずの箇所は、ある意味親や兄弟にも見せない秘密でもあります。それをこの人になら、と見せることは誰にとっても勇気がいる行為なのです。
そんな勇気が必要な行為をしたにも関わらず、たとえ愛情の延長線上だとしても体についてからかうようなことを言うのは絶対にNGです。
おすすめ:相手を褒める
よく日本人は相手を褒めるのが苦手だ、と言われることがありますが、四六時中褒める必要などないので、せめて横になって密着しているときはなるべく相手の魅力を感じている部分について褒める、というのは心がけてみたいところです。
何も大げさな嘘をつく必要なんてなくて、肌や手など細かいところでも、実際に褒められれば意外にも嬉しく思う人は多いのです。
(3)NG例:あれこれと質問攻めにする
男であっても女であっても、肌を重ねてしばらくは、この人に決めた自分の判断が正しかったのか、と自問してしまうことがあります。
ですからついつい、まだ知らない相手に何か許しがたい不備がないかを急いで確認してみたくなるのです。
しかし、その不安から親密になった直後に相手からあれこれ質問されると、なんだか人格テストをされているような気分になる、という話はこれまで何度か聞いてきました。
ですから過度に相手の本質を伺うような、唐突な質問をすることは避けたほうがいいかもしれません。
おすすめ:先に自分の思いやこだわりを伝えつつ質問する
興味を示しつつ質問攻めにはしないというのは高度のように思えますが、相手に何か聞くときに、自分の思い出やこだわりを先に伝える、というプロセスを踏めば、相手に面接をされているような気分にはさせないはずです。
(4)NG例:関係性の終わりを感じさせる会話
若い男性にとって、異性とベッドに入る行為はあたかも最終目的地のように見えていたかもしれません。でも、一方の女性は、むしろベッドに入る行為は、相手と近づきはじめる初期段階のステップと捉えている方が多いのです。
ですから、目的地にたどり着いた、と思いたくない。ここが最後の地ではなく、この先の続きを感じさせてほしいものです。なので、関係性が終わりだと思わせるような会話はNGです。
おすすめ:将来の話をする
これから先、2人に起こりうることを連想させる言葉がおすすめです。それは「今週の土曜日は暇?」といったことから、「誕生日はいつ?」「夏休みはいつもどうしてるの?」といったことまで、色々とあります。
知り合って間もない場合はあまり先の未来について語られることを重いと感じる人もいますから、せいぜい一年くらいの具体的な話のほうが万人に喜ばれるかもしれません。
(5)NG例:過去の恋愛の話
相手へ興味の示し方や、大切に思っていることを伝えるための質問によってひとまず2人の間にあるそこはかとない不安は解消されるとします。
でも、相手のことばかり気にするのではなく、自分の考えていることだって伝えたい。しかし人にはベッドの上では特に聞きたくないことというのがあります。
特に男性は、自分と親密な女性が、過去に別の誰かと親密であったことを確認するのを嫌います。そういったささいなことで不穏な空気になってしまっては勿体ないですから、過去の恋愛の話は避けるのが無難です。
おすすめ:「初めて」をアピールする
ひとつでも「今が初めて」と言えることを付け加えると、相手の幸福感を高められるかもしれません。
「こんな綺麗なお部屋に泊まったの初めて」でもいいし、「こんな風に毛布をかけてもらうの初めて」でもいい。相手にとって自分が最初の何かであるという事実は、人の自信を後押しするからです。
(6)NG例:大事な約束事
横になって話しているときと、起き上がって服を着て話しているときというのは、人の会話に対する姿勢というものが多少異なります。
別に横になっているとふざけているとか、縦になっていると真面目だとかいうことではないけれど、しっかりと言質を取るような約束はやはり肌が重なっているときより、目を見ているときにしたほうが、お互いの気持ちへの作用が大きいはずです。
だから、お互いの関係の行方や描くべき将来などの大事な約束をベッドでしてしまうのは慎重になったほうが良いでしょう。
おすすめ:やや大げさでハッピーな約束をする
その代わりに、横になっているときには人は少しだけ気持ちが大きくなりますから、普段よりちょっと大げさで漠然とした約束をするには適しています。
ちょっと無謀なものでも、なんとなく可能な気がしてしまうからです。
「今年中に100回デートしようね」「絶対いつかモルディブに行こうね」なんていう約束は、もし果たされなくとも2人の関係に致命傷はない上に、心に残っている分にはハッピーなものです。
(7)NG例:重大なカミングアウトやネガティブな話題
横になってくっついている2人は、食事中のように、相手の顔をまっすぐ見ているということがありません。つまり、目を見て言いにくいことが言いやすい環境であるともいえるのです。
ただし、言ってスッキリするための懺悔やカミングアウトは、このタイミングではそれほど推奨できません。安堵のときに寝耳に水の情報が急に入ってくると、人は必要以上に動揺するからです。
おすすめ:相手への好きな気持ちを素直に伝える
だから目を見て言いにくいネガティブなことよりも、相手への好きな気持ちなど普段は照れ臭いことを優先すべきでしょう。
単純に好きと言われるだけでも、恋愛中の人にとっては、3日は幸福が長続きするようなものなのです。
ちなみに、ポジティブな秘密であれば打ち明けるのも良いでしょう。
一般的には、ほかの人には言っていないちょっとした将来の夢などは、こう言ったときには意外とすんなり口にできるかもしれません。
特にNGなピロートークとは
最後に、これだけは気をつけてほしいのがピロートークでセックスのダメ出しをすることです。
「気持ちが良かった」「次はこんなことをしたい」といったポジティブな感想を言い合うのはOKですが、「あれは気持ち良くなかった」「もうやりたくない」などの話は相手を傷つけるだけでピロートークには向きません。
今後のセックスについてすり合わせがしたい場合は、ピロートークではなく別でしっかりと話し合いの機会を設けるようにしましょう。

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