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仕事で失敗ばかり続く原因は? 立ち直り方と対処法

makicoo(さとう まきこ)

仕事で失敗ばかり続く時に心掛けたいこと

では仕事で失敗してしまったとき、どんなことをするとよいでしょうか。私からのオススメはこの4つ。

(1)自分を労る

手ひどい失敗をしたときほど、まずは自分を労りましょう。失敗をすると、自分に対して自信を失ったり、精神的にダメージを受けます。

好きなものを食べたり前から欲しかったものを買ったり、趣味に没頭するなどして、まずは傷ついた自分を慰めましょう。

パートナーや気のおけない友人に事情を話し、おいしいものを食べに行きがてら、話を聞いてもらうのもオススメです。

(2)「どうすれば失敗しなかったか」を考える

自分の心の傷が少し回復したなと感じたら、失敗してしまうまでのことを振り返りましょう。そしてどうすればよかったのかを考えましょう。

気をつけたいのは「みんな私のせいだ」「私さえいなければうまくいった」と雑に総括してしまうこと。

そして「○○さんがいなければこんなことには」や「○○さんが全部悪い!」と人のせいにしないこと。

ぱっと思い浮かばなかったら失敗するまでにあったことを、まずは紙に書き出してみます。

そしてそれをもとに、もっと別な方法をとればよかったのではと思うポイントを考えてみましょう。

(3)次回からこれに気をつける! ということを決める

どうして失敗してしまったか、について考えたら、じゃあ次からはどうしよう? をまとめてみましょう。

上司や同僚にあまり相談せず抱え込んでしまったのであれば、次回からはこまめに情報共有をする、不明な点は曖昧なまま進めずに必ず確認をとる、が対策になります。

ここでのポイントも「次からはがんばる」など曖昧な目標にせず、具体的に何をするかにまで落とし込むことです。

また上司や同僚に何かを期待するのではなく、あくまでもまずは自分が何をすればいいか、にフォーカスしましょう。

(4)関係者に対策を共有する

次回からは自分なりにこうしようというのが定まったら、関係者にそのことを共有しましょう。

自分が考えた対策を第三者に共有することでより「次回からはこうしよう」という決意が強固になります。また自主的に自分の失敗を振り返り、対策をきちんと伝えることは、周囲の人にとってもありがたいことです。

仕事における失敗というのは職場の仕組みや仕事の進め方の慣習に起因することが多々あります。あなたが失敗をした原因があなた自身にすべてあるとは限りません。上司にとっても失敗が起きない仕組みを考えるいいきっかけになるでしょう。

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