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10年後になくなる仕事と残る仕事。20代女性が知っておきたいこと

トイアンナ

AIの発達した未来でも残る仕事とは?

ここまでで、私のように算数がめっぽうできない人間にもできる、そしてAIが奪えない仕事があります。

それは「感情のやりとり」が発生する仕事です。

感情のやり取りが発生する仕事は残る

たとえばカフェやバーといった飲食店の店員がすべきほとんどの「作業」は消えていくでしょう。掃除や会計、テーブル拭きはAIロボットでも可能です。

しかしお客様の顔を見て、今日はこんなカクテルがお好きかな、じゃあこんな話題を振ってみようかな……と、会話を生む仕事。これは人間に残された仕事です。

人間が尽くすことで生まれる価値は代替不可能

接客でも、高級アパレルブランドの販売スタッフは「なくなる仕事」に入っていませんでした。それは高級ブランドのスタッフが顧客へ与えるのは「特別な場で買い物ができるという高揚感」だったり、「かいがいしく執事のように尽くしてくれるホスピタリティ」だからです。

こういった、人間が尽くすことで生まれる価値はなかなかAIで代替できないからでしょう。極端な話ですが、同じ理由からキャバクラも消えにくい職業と予想できます。

感情労働はAIには難しい

ライターでも、「ゲームの攻略法やスポーツを解説するライター」は消えると予想されていますが、人生相談を受けるコラムニストは生き残る確率が高そうです。

カウンセラー、保育士、占い師も同様に主な仕事が「相手の感情を受け止め、慰めて勇気づけること」にあるため、AIでは補完しづらいはずです。

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