勝気とは? 勝気な人の心理・負けん気が強い人と上手に接する方法
勝気な人への接し方
こうした勝気な人にはどのように接するといいのでしょうか?
上手な接し方を5つ紹介します。
(1)無理に合わせない
勝気な人は自分に自信がありはっきり話すことが多いもの。
そんな人に合わせて話していると、自分の本心とちがう言動をしてしまうことも出てきて、疲れてしまいます。
相手に配慮して合わせるのも大事ですが、あまり自分を抑えすぎず、自分自身が思ったことをありのままに話しましょう。
自慢話をされたら、無理に「すごいね」とほめるのではなく、笑って「自慢してるの?」と返すのもひとつの方法です。
勝気な人は真正面からものごとを受け止める力があるので、ストレートに話してもさほど気にせず、和やかな雰囲気のまま笑い合って会話を楽しめます。
(2)謙遜しない
日本人は謙遜が美徳だとされていますが、対人コミュニケーションにおいて謙遜はストレスを感じやすい行動です。
適度な謙遜であれば問題ありませんが、たとえ勝気な人が成功話を披露していたとしても、「自分なんて」と言って謙遜しないようにしましょう。
別に勝気な人は相手をおとしめようとしているわけではありません。
自慢話が多かったとしても、それは自信の表れであり、あなたを見下しているわけではないのです。
(3)どんなコミュニケーションが理想か考える
もし勝気な人とのコミュニケーションにストレスを感じているなら、ちがうコミュニケーション方法を模索する必要があります。
自分にとって、勝気な人とどんなコミュニケーションができたらストレスを感じずに話せるか、一度考えてみましょう。
まったく話さないことかもしれませんし、笑ってうなずくことかもしれません。
人によって理想の対応は異なるので、まず自分の理想を知って、少しずつその理想に近づけていくようにしましょう。
(4)仲よくしている人の接し方をまねる
どんなコミュニケーションをしたいか考えてもわからないときは、勝気な人と上手にコミュニケーションしている人の接し方を観察し、まねしてみましょう。
観察してもうまくまねできないときは、相手が信頼できる人であれば「どうやったらスムーズに話ができるのか」を正直に相談するのもひとつの方法です。
(5)勝気な人の個性を受け入れる
人間関係でストレスを感じるとき、その多くは相手を受け入れられないことが原因になっています。
あなたが勝気な人に対して否定的な見方をしていれば、当然受け入れられずコミュニケーションにストレスを感じ続けてしまうでしょう。
いい人間関係を築くには、自分のことも相手のことも受け入れることが大切です。
勝気な人の言動を「こうすべき」「ああすべき」といった“べき論”で否定せず、ひとつの個性として冷静に受け止めましょう。
今まで気になっていたポイントも、不思議と気にならなくなりますよ。