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「努力家」の特徴や性格とは? 努力できる人になる方法

織田隼人(心理コーディネーター)

「言うだけで行動できない」「やっても三日坊主に終わってしまう」……努力できず長続きしない自分が嫌になることはありませんか? この記事では、努力家な人の性格や行動の特徴、努力家と怠け者のちがい、努力家になるための方法を、心理コーディネーターの織田隼人さんに解説してもらいました。

「努力家」と「怠け者」のちがいとは?

努力が得意な人もいれば、努力が苦手ですぐに怠けてしまう人もいます。

努力家と怠け者のちがいはどんなところにあるのでしょうか?

(1)努力家はすぐに取り組み、怠け者は言い訳を探す

何かをしたほうがいいときに努力家は「ちょっとだけでいいから手をつけてみよう」と考え取り組みはじめます。

行動することがやる気につながるタイプなので、そのまま努力を続けることが多いです。

怠け者は何かをしたほうがいいときに「やらない言い訳」から考えます。

「成功するかどうかわからないし、やらなくてもいいかも」「まだ急がなくても大丈夫」というように手をつけない言い訳を考えて、その場ではやらずにあとまわしにします。

結局やる気が出ないまま何もしない状態で終わってしまいます。

(2)努力家はいい結果を信じ、怠け者は失敗を予想する

努力家は何かをはじめるときに「いい結果になる!」と信じて行動します。

行動した結果、たとえよい結果が残せなかったとしても「よい経験」は残るので、「結果はイマイチだったけど自分の力になった。未来は明るい」と考えてさらに行動を起こすようになります。

怠け者は何かをはじめるときに「これは失敗しそうだ」と考えていろいろと予防線を張ります。

単純に失敗しないための予防線だけならいいのですが、「失敗したときに自分を守るための予防線」まで張りはじめて言い訳の準備をしたり、「もともと失敗すると思っていたので力を入れなかった」という自分自身への言い訳なども準備して、どんどん自分で自分のやる気を奪ってしまいます。

(3)努力家は楽しんで、怠け者は批評する

努力家は何かをやるときに前向きに楽しんでいることが多いです。

行動することでそもそも人は前向きになりやすく、その中で楽しみを見つけるからこそ続けることができます。

怠け者は何かやるべき対象が見つかったときに批評的な視点で見ていることが多いです。

「これにはこんな問題点がある」「失敗する要素がある」というように上から批評するので、手をつけるタイミングを失い、結局行動しないまま終わることもあります。

行動しないと気持ちが前向きになることもなく、さらに批評するので失敗することがわかった気持ちになってしまうことも。

ほかのことに対しても批評的な視点で見てしまい、どんどん行動しないようになっていきます。

次ページ:長続きしない自分を変えたい。努力家になる方法とは?

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