平成女児の心をつかんだ「ブロックシール」。令和に復活してたって知ってる?
何かの拍子でふと思い出すと、つい「懐かしい‼」とテンションが上がってしまうものってありませんか?
この連載では、アラサー世代にとって懐かしい文房具や雑貨にフォーカス。販売元に直撃して、製品誕生の背景と懐かしいアイテムの現在を探ります。
第1回目の今回は、平成女児の心をつかんだ「ブロックシール」について、株式会社カミオジャパンの高本さんにお話を伺いました。
懐かしすぎる! 平成女児の心をつかんだ「ブロックシール」

こんにちは! 平成時代に女児だったマイナビウーマン編集部のたにしです。高本さん、今日はよろしくお願いします!

こちらこそ、よろしくお願いします!

さっそくですが、カミオジャパンではブロックシールを販売しているんですよね。何年前から販売しているんですか?

それが、昔のことすぎて私も把握しきれていないんですよね……。

そんな……読者になんと伝えれば……。

でも、少なくとも約30年前には販売を開始していますよ。

そんなに前から販売されているんですね!

弊社で初代ブロックシールが販売された頃はシールブームで、ブロックシール以外にもモコモコしたシールとか、変わったシールがいろいろ出て売れた時代なんです。

確かに、私が女児だった頃はいろいろなシールを集めていました。良い時代に女児をしていたなぁ。

でも、ブロックシールはずっと売っていたわけではないんです。シールブーム以降、長らくつくっていませんでした。

ひとつの時代が終わったんですね……。
「ブロックシール」はまだ売っている?

今でも「ブロックシール」って検索すると、販売しているところがありますよね。

弊社でも、2021年の3月にリバイバル版を発売したんですよ。当時小学生だった現アラサー世代からの「復活してほしい」という要望をSNSでよく見かけるようになって、希望に応える形でリバイバルしました。

おお! それはアラサー当事者の1人としてとてもうれしいです、ありがとうございます! ぜひ現物を見せていただけますか?

はい、こちらです。

懐かしいー! でも、新しさもありますね。色もイラストも雰囲気が変わったというか。

初代ブロックシールは子ども向けでしたが、リバイバル版は当時女児だった大人の女性が買うことを想定してつくりました。デザインを昔のままにするか今風にアレンジするか迷ったのですが、ブロックシールを知らない若い層も取り込みたくて、令和風にしたんです。

確かに、くすみカラーに令和の風を感じます! リバイバル版発売後の反響はどうでしたか?

アラサーくらいの女性が喜んでくれたのはもちろん、ブロックシールを知らなかった層から「面白い」「かわいい」という反応をもらえました。

ブロックシールのファンが増えたんですね! ちなみに、このブロックシールはまだ売っているんですか?

残念ながら、2021年の3月に発売してからはもう製造していないんです。でも、今でも「復活しないんですか?」と問合せが来るので、今後復活する可能性もあるかもしれません。

ぜひ復活してほしいです!
ブロックシールはアラサー女児の心で生き続けている

高本さん、今回はありがとうございました! 今は持っていないのですが、やっぱりブロックシールは私にとって特別なアイテムなんだなって再認識しました。おそらく全アラサー女児の心で生き続けているのではないでしょうか……!

こちらこそありがとうございました! ブロックシールがまたリバイバルしたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
(取材協力:株式会社カミオジャパン、文・編集:たにし/マイナビウーマン編集部)
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※この記事は2024年05月31日に公開されたものです