温厚な人の特徴8つ。イライラすることはある?
温厚な性格のメリット
続いて、さらに温厚な性格を知るためにそのメリットを挙げていきましょう。
(1)大きな失敗をしない
温厚な人は行動する前にじっくり考える慎重なタイプが多く、大きな失敗をすることは少ないもの。
入念に計画を立ててから行動するので、緻密な作業にも向いているでしょう。地道にコツコツ努力できる性格は、投資家にも向いています。
(2)調整役に向いている
協調性があり周囲の状況を踏まえて行動できるので、調整役や仲裁役に向いています。
双方にとってより良いことは何かを考え、うまく折り合いのつくポイントを見つけるのも上手。物腰がおだやかなので、ピリピリしやすいシーンでも場を和ませて丸くおさめる力があります。
(3)単独行動を楽しめる
自分の世界がありマイペースに物ごとに取り組むため、単独行動も楽しめる性格です。
ひとりでもいろいろな場所に出かけたり、新しいことにチャレンジしたりと自由に行動できる強さを持っているでしょう。
(4)まわりから頼られる人気者
温厚な人はいつも穏やかで優しく接することができるので、まわりから頼られます。
悩んだときや苦しいときに相談しやすい相手として人望を集めるでしょう。黙っていてもたくさんの人が集まってくる人気者の素質を持っているのです。
温厚な性格のデメリット
一方、どんなデメリットがあるのでしょうか。普段はあまり目を向けたくないデメリットとあえて向き合うことで、性格の特徴をより長所として活かすことができるのです。
(1)大勢で動くのが苦手
狭く深い交友関係を好む温厚な人は、大勢で動くのが苦手です。
これは人混みや騒がしい場が苦手で、ストレスを感じてしまう傾向があるからです。また、まわりに気を遣うため人が多いと気疲れしてしまうことも理由のひとつ。
仕事で大人数のチームに配属されてもなんとなく距離をとってしまい、積極的にかかわらず主体性に欠けることもあるでしょう。
(2)押しが弱い
日常生活では、押しが必要な局面があります。
営業職では最後のクロージングが必須で、クライアントの背中を押さなければなりません。恋愛でもアプローチするときはある程度の押しが重要で、引いてばかりではなかなか気持ちが伝わりません。ここぞというときはグッと押す力をつけましょう。