年下の上司との付き合い方は? 女性の本音と接し方のコツ
年下の上司とうまく接するコツ
上述のように、年下の上司は年下の上司で「年上の部下」という存在に悩むことがあると考えると、苦手意識や気まずさが少し緩和されるのではないでしょうか。
アンケートで多くの人が年齢にかかわらず「敬語を使う」という回答を寄せていますが、これは年齢や役職にかかわらず、社会人として会社で人と接する場合は当たり前ともいえます。
もともと友だちや知り合いでもない限り、「敬語」を使うのは普通のことです。
もしも上司との関係が良好ならば、徐々にくだけたコミュニケーションを織り交ぜて距離を縮めればよいですし、「いまいちだなぁ」と思うのであれば、オフィシャルな態度で接すればいいです。
過剰に「年齢の上下」を気にして仕事をすると生産性が下がりますし、上司だから、部下だからと役割を固定するのはチームのためになりません。
上司は絶対的な「神」ではないので、年齢的な部分での経験や知見を活かせる部分については、関係性を考えながらもアドバイスするなどで貢献できることはあります。
過度に年齢によって壁をつくらないで「役割を理解している」という態度を示すことが、結果として年下の上司ともうまく接するポイントになります。
必要以上に「年齢」を気にすると、全員息苦しくなる
「ちょっとした会話から年齢差がわかった瞬間に気まずくなり、今まで通りの仕事ができない」なんて状況を考えると、心が重くなります。
「年上だから」「年下だから」をお互いに過度に気にしても、生まれるのは「気まずさ」だけで、生産的ではありません。
身も蓋もない言い方をするならば「気にしない」のが一番ですし、気になるならいっそ「どう振る舞えばいいか悩む」と打ち明けてしまうという最終手段もあります。
不満を押し殺して我慢するとそれがストレスになり、大きな問題でなかったことが「辞めたくなるほどのストレス」になる可能性があるからです。
ビジネス現場のパブリックコミュニケーションとしての「敬語」でまずはかかわる。人となりがわかってきたらフランクな接し方に切り替える。
この順序は年下の上司や年上の後輩といった関係性に限りません。
過度に「年齢」にとらわれず、自分自身がやれることと、相手の職位に求めることを素直に捉えることが重要です。
(ぱぴこ)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年4月23日~4月24日
調査人数:395人(22~34歳の働く女性)
※この記事は2019年07月17日に公開されたものです