人を信用できない人の特徴や心理とは。原因は幼少期のトラウマ?
人を信用できない性格を改善する方法
人を信用できない性格を改善するには、以下の点について意識してみましょう。
(1)明るいコミュニケーションを心がける
人に対する信頼感が強いタイプは、明るいコミュニケーションを好む傾向があります。
最初は意図的に明るく振舞って、形から入ってみましょう。
そのほうが相手と仲よくなりやすく、信頼関係を築きやすくなります。
意識して明るいコミュニケーションを心がけているうちにだんだんと慣れていき、無意識に明るく話せるようになるはずです。
(2)楽観的に考える
人を信用できない人は、相手を注意深く観察して極力トラブルを避けようとする傾向があります。
ライバル意識が強く負けず嫌いのタイプも多く、どうしても人に対して疑り深くなりがちです。
これらの対処法は、なるべく楽観的に考えること。
「話せばわかる」「なんとかなる」と楽観的に考えれば、攻撃的なコミュニケーションは生まれないはずです。結果的に親密になり、信用できるようになるでしょう。
(3)相互理解を大切にする
親密な対人関係を築こうとするタイプは、最初から相手を信用することが多いです。
やみくもに信じればいいというわけではありませんが、まずは信用して話をスタートするだけでも相手に与える印象は格段にアップし、仲よくなりやすくなります。
「相手を理解しよう」という相互理解の姿勢を持って接すると、自分とちがう考えもコミュニケーションを通じて理解できるようになり、お互いに尊重し合えるようになります。それが信用につながるので、ぜひ相互理解の姿勢を持つようにしてください。
(4)少人数のグループで交流する
大人数のグループだとたくさんの人が入り乱れているので、そのなかで親密な関係を築き信用を構築していくのは難しいでしょう。
人を信用するためには、まずは少人数のグループで交流を深め、少しずつ親密な関係をつくっていくほうが現実的です。
なるべく人に対して好奇心や親しみを持って接すると距離感を縮めやすく、相手を信用できるようになりますよ。
人を信用できない人への接し方
番外編として、自分の周りで人を信用できない人がいた場合の接し方について解説します。
人を信用できない理由に、過去のトラウマが影響している可能性があります。そんな人に「信用してほしい」と言っても何も響かないでしょう。
信用してほしいなら、相手の疑う心を少しずつほぐしていくことが大切です。それは一朝一夕でどうにかできる問題ではありません。
相手の信頼を得るためには、小さなことでも約束を守るなど、相手に誠実であろうとすることが重要。時間をかけて自分を信じてもらうに足る人物だと思わせるのです。
人を信用すると人生が豊かになる
人と関わるうえで、信用は欠かすことができないものです。
心理カウンセリングでも、カウンセラーとクライアントの間に信頼関係を築くことが何よりも大事だとされており、信用こそが人間関係の基盤となります。
人を信用できない方は、ご紹介した改善方法を参考にして、少しずつ人を信用できるように意識改革をしてはいかがでしょうか。
人を信用すると深い人間関係を構築できるようになり、人生がより豊かになるはずです。
(萩原かおり)
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※この記事は2019年06月29日に公開されたものです