他人に興味がない人の特徴とデメリット。人に興味を持つ方法とは?
人に興味が持てない理由とは?
いつも誰かと一緒に過ごすよりはひとりで行動をしがちで、他人に対する興味が薄いのはなぜなのでしょうか?
人に興味が持てない理由はいったい何なのか、チェックしてみましょう。
(1)ほかに集中したいものがあるから
アートや音楽、物作り、ゲーム、仕事など、何かしら打ち込んでいることがある場合には人に興味がなくなることが多いです。
興味を示すものに対して人はキャパシティがあり、キャパシティの大部分を人以外に割くと結果的に人間に対する興味を失ってしまいます。
(2)人と触れ合いたくないと考えているから
意図的に、もしくは今までの経験などから人と触れ合うのを避けたいと思っていると、人に対する興味がなくなっていきます。
以前、人から裏切られたり、嫌な思いをさせられたりした場合、自己防衛から無意識のうちに他人との接触がないような言動をしていくので、人に対する興味も失っていきます。
(3)人の目を気にせず自由に動きたいと思っているから
人に興味を持ってさまざまな人と接していくと、どうしても人の目が気になって自分の行動を制限してしまうことがあります。
人の目を意識しないでいられると、自分の行動の制限がかなり消え、自由に振る舞えるようになります。
自分の自由や行動を制限したくないという気持ちから、人と接することを避けることがあります。
人に興味が持てないことによるデメリット
人に対する興味が少し薄いくらいなら、それを頭でわかっていて、表面上うまく人付き合いをすることができますが、他人への興味がまったくないといろいろと弊害も出てしまいます。
どんな弊害があるのかチェックしましょう。
(1)社会で生きづらくなる
人間はどうしても他人と共生して生きていくようにできています。
たとえば、お金を稼ぐことひとつをとってみてもそうです。
空からお金が降ってくることはなく、会社の上司や同僚、クライアントなどに仕事という形で接して成果を出してはじめてお金が生み出されます。
芸術家と呼ばれるアートをやっている人であっても、ただ自己表現をしているわけではなく、結果的に誰かが支援してくれるからこそアートでお金を稼げて生活できてアートを続けられるのです。
人に興味が向かないと、こういった社会の仕組みの中で生きていくことが難しく生きづらいと思う傾向があります。
(2)まわりに評価されづらくなってしまう
人を評価するのは人です。
自分を評価してくれるのも他人です。
自分がほかの人に対して興味を失ってどうでもいいと思ってしまうと、相手からもどうでもいいと思われ、そしてお互いがお互いを評価しなくなります。
結果的に、自分の評価も落ちてしまうことが多いです。
人は自分を高く評価してくれた人を「この人はわかっている人だ」と考えて、その相手の評価を上げる傾向があります。
そのため、相手に対して興味を持って評価してあげたほうが、自分の評価も高まるのです。
(3)自分を助けてくれる人がいない
運がいい人というのは困っているときに助けてもらえたり、がんばろうと思っているときにチャンスにめぐりあえたりする人です。
こういう自分を助けてくれる人にめぐりあうには、ある程度、人間関係を作っておく必要があります。
人に興味がないと人間関係の構築をサボりがちになるため、自分が困っているときに助けてくれる人がいなかったり、がんばろうというときにチャンスをくれる人がいなかったりすることが多いです。
次のページでは、人に興味を持つためのヒントを紹介します。